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映画 「プロメテウス」 本家本元によるエイリアン・シリーズ登場にめちゃ嬉しくなっちゃうけど、それはないだろ!ってか。 [映画]

映画男を自称するからには、これは見逃せまへん、と公開中の「プロメテウス」を拝見しました~~。

監督は巨匠リドリー・スコット。「人類の起源」をテーマにした壮大なSFドラマと聞けば、期待度120%であります!

リドリー・スコット監督はアメリカ映画界にあって、いまどき珍しい(?)「ハズレなし」&「名前で客を呼べる」名匠ですよね。作品は変にゲージュツしておらず、まぎれもなく娯楽映画なのに、ハリウッド的な「大雑把さ」「幼稚さ」が皆無なのが嬉しいです。シリアスな空気と重厚感が漂って、安っぽくないんですよ。これはスゴイことです。スコット監督ならではの美学、世界観が確立されているからですね。

スコット作品のほぼ総てを拝見しているワタクシですが、一本選べと言われたら、79年の「エイリアン」で決まり、でしょう!未知の惑星に着陸した輸送船という閉塞空間で、たった一匹の狂暴な異生物(エイリアン)に追い詰められてゆく乗組員たちの恐怖・・・。重苦しいウエットな空気感がたまりません。そしてエイリアンのコンセプトが秀逸です。卵から孵化したフェイスハガー(他生物の顔面に張り付く幼虫)を経由し、人体内で成長してチェストバスターとなり腹を食い破って飛び出す・・・見事なアイディアです。その最終形が、H.R.ギーガーのデザインによるエイリアンですね。異生物(異星人)を「話せば分かり合える仲間」ではなく、「徹底的に残忍なケダモノ」と位置付けた潔いセンスにも脱帽です。

私事ですが、現在50歳のワタクシ、映画「エイリアン」を観たのは高校2年(17歳)のときでした。同級生5人で「どうせ他愛のない宇宙人映画だよ」と冷やかし半分で映画館に入りましたが、終わってみると、全員が緊張と興奮で疲れきっていたのを覚えてます。あれから33年、地球外生物を扱った映画で、これを超える作品は生まれていないのでは?と思うほど「エイリアン」はよくできた作品です。(個人的にはジョン・カーペンター監督「遊星からの物体X」を推したいけど・・・賛同得られない?)

前ふりが長くなりましたが、本題の「プロメテウス」であります。

なんと、劇場で映画が始まってから分かったんですが、この作品、33年前の「エイリアン」とつながってたんですねえ。続編ではなく、時系列的には「前の出来事」を描いた、いわゆる前日譚ってやつ。それなら題名を「エイリアン・ゼロ」とか「エイリアン・ビキニング」「エイリアン/ザ・ビフォア」にしてくれれば良いのになー。

リドリー・スコット監督が、なんでまた、30年以上もたって同じネタに取り組んだのか?ファンとして嬉しい反面、元祖「エイリアン」に入れ込んでるワタクシ、新作が、「今どきハリウッド大作」にありがちな間抜けストーリーに堕してるのでは?と不安も否めません、ああ、ドキドキ。

プロメテウス 2012年米 

監督 リドリー・スコット 出演 ノオミ・パラス、マイケル・ファスベンダー、ガイ・ピアース、シャリーズ・セロンほか

プロメテウスP2.jpgさすがはリドリー・スコット監督です、子供だましのハリウッドSF大作とはひと味もふた味も違った「大人の鑑賞に堪えうる」作品を作ってくれました。パチパチ!

素晴らしい、よくぞやってくれた、と思います。なにせ他監督による「エイリアン」の続編は回を重ねるごとにサスペンス要素が後退して、アクション映画化されていったからです。

その点、「プロメテウス」は意識的に原点回帰しており、サスペンス&グロイ生物を中心にそえ、コンセプトもストーリーも「エイリアン」を、まんまなぞっている、といえます。派手な銃撃戦や、エイリアンとのバトルシーンもありません。

「エイリアン」との共通点ばかりをあげつらうのもなんですが、

① 登場人物たちは宇宙船で未知の惑星へ向かう、② シーンのほとんどが宇宙船内、または謎の建築物内である、③ 乗組員のなかにアンドロイドが1名いて、こいつが腹黒い、 ④ 乗組員は謎の建造物へ調査に向かって、⑤ そこにあった「卵」からエイリアン(の幼虫)が乗組員の体内に侵入、 ⑥ そのエイリアンさんが成長して大暴れ・・・・

そして、最大の共通点がヒロインのキャラ。それほど美人ではない女性乗組員が、驚異的な精神力と機転で、次々に難事をクリアしていくわけです。「エイリアン」ではシガニー・ウィバーさんが、「プロメテウス」では元祖リスベットことスェーデン出身ノオミ・ラパスさんが演じてますが・・・ううっ、申し訳ないけど、ノオミさん、風貌が、おばちゃんっぽくイマイチなんですよね~。ヒロインは分かりやすい美人がいいんだけど・・・。

あれれ、そこを言わないのが大人の礼儀ですか??

正直、脇役で登場する美人女優シャリーズ・セロンさんをヒロインにして欲しかったな。あ、オスカー女優は半裸で血まみれになったり、不気味な幼虫にからまれたりは出来ないんですか?映画「モンスター」で10㎏以上太った彼女ならアリだと思うけど・・・って、今更どうにもなりませんが。まあ、今回はアンドロイド役の男性が美形なので許しましょう(「エイリアン」ではヴィジュアル的にいけてない、イアン・ホルムおじさんが演じてました)。

プロメテウス6.jpg

話を戻しますが、ここまで書くと、「エイリアン」の焼き直しじゃん、とツッコミあるかもしれませんね。答えはある意味でYES、ある意味でNO、です。33年が経ったとはいえ、オリジナル作品のまんまじゃ芸がないよ、と思ったか、今回はメインテーマ=「人類の起源は何か!?」が激しく掲げられてるんです。

まさかあの化け物エイリアンが、人類の起源じゃないので、カギを握る「別の異星人」が登場します。その異星人とエイリアンの関係は?・・・と、そこが上手~く話ができていて、それがオリジナル「エイリアン」にもつながるという、ほほ~やるねえ~と感心です。(こうゆう「脈絡」をつけるのは、日本映画にできない芸当と思います)

プロメテウス0.jpg

核心的なネタばれしない程度に本作を褒めてきましたが、以下、「そりゃないでしょ」のツッコミであります。大作映画なので、完全リアル=地味にできなかったんでしょう。「プロメテウス」よ、お前もか、じゃないけど、それなりにツッコミ・ポイントが満載なんであります。

まずひとつめ。大金をかけて巨大宇宙船を建造し、未知の惑星に乗り込むビック・プロジェクトのわりに、乗組員たちのグダグダっぷり、統率のなさ、修学旅行生なみの自由行動に呆れちゃいますよ。目的地に着いたら、状況分析・把握してミーティングしましょうよって。着いたなりに、矢も楯もたまらず、謎の建造物に突進していくなんざ、立派な社会人のやることかね!?

あまつさえ、現場で怖くなった二人が「おれたちは先に船へ戻る!」と、これまた好き勝手に撤収。仲間とはぐれて、あげくに道に迷い、エイリアンの最初の犠牲者に・・・。ハイ、ご苦労さんでしたね。映画の性格上、乗組員が一人づつ化け物の餌食になるのが常道ですが、あまりにもねえ・・・って。

異星人さんのキャラもなんつーか、ですね。あれだけの宇宙船を建造する高度な技術力を持っているわりに、性格が粗暴でいけませんよ。子供のころ不幸が重なりキレやすい性格のまま大人になったか・・・三つ子の魂、異星人も、ってそこでボケてどうする。

プロメテウス1.jpg

最後のツッコミですが(これが最も納得いかないのですが)、鎌首をもたげたミミズの化け物に、「可愛いね~怖がらなくていいんだよ~」なんて言いながら寄っていく乗組員よ、お前はどうかしているぞ!ウサギやリスみたいな外観ならまだしも、あれに一番似ている地球上の生物は「コブラ」ですよ。どうみても危険でしょうが!いや、それ以前に、単純に気持ち悪いし・・・。案の定、その「可愛い生物」に襲われてあの世行きの彼氏・・・自業自得つーか、お茶目さんというか。。。

このあたり、さすがのリドリー・スコット監督も「ハリウッドのお約束」に抗しきれないってことか。。。

どうでもいい話ですが、謎の建造物内を「地球と同じ空気に維持」していた理由、あるんでしたっけ?エイリアンさんはもちろん、異星人さんもヘルメット無しでぐんぐん「外」に出ていたようだけど・・・地球の空気なんていらないじゃん?

と、なんだかんだ謎が残った「プロメテウス」であります。人類も映画も、奥が深いってことですかね?って無理やりまとめかよ。

プロメテウス5.jpg

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怪しい探麺隊

シャーリーズ・セロンは当初エリザベス役のオファーを受け、ぜひやりたかったんだけれど、他作品とスケジュールがカブって断腸の思いで断ったら、その他作品の撮影が延びて歯噛みしてたら、エリザベスは決まっちゃたけれど、別の役でもやる?って話が来て、「やるっ!!」って引き受けたんだそうです。結果的にこの配役は良かったような気もしないでもない....(メレディスはたぶん死んじゃったので、続編ないけど....)

「もっとも納得がいかない」と仰る最後のツッコミ、まったく同感です。私も似たようなこと、自分のブログに書きました。・・・で、2度目に観たときに気付いた(1度目は聞き逃していた)のですが、あの「顔面ノーガードでかわいいねーの乗組員」の設定は生物学者です(絶句!)。まぁ、ああいう襲われるシーンはどれかのキャラでやらなきゃいけないシーンなので、いっそのこと、ツッコまれるのは承知の確信犯なんじゃないでしょうか....(時間が経って、そんな風に思えてきたんですが....)
・・・・なので、突っ込む我々はリドリー・スコット御大の掌で踊らされているだけかもしれないですよ。(・・・と思って、ご期待に応えてどんどんツッコムようにしています。)
by 怪しい探麺隊 (2012-09-04 00:42) 

YaCoHa

リドリー・スコットの純正作品にしては意外と突っ込み所満載でしたが、私も凄く面白かったです。続編は無いほうが良い気もしますが(笑;)、あれば絶対観ます!
by YaCoHa (2012-09-04 23:16) 

inuneko

私企業に雇われる専門家にベストの人材は望めないってことなんでしょうかね。
by inuneko (2012-09-05 07:10) 

アッシー映画男

To 怪しい探麺隊様、nice&コメントありがとうございます。
やはりツッコミどころには、きちんとツッコむのが観客の義務ですよね~。
見るからに「エイリアンにやられるな」というキャラが、まったく期待を裏切らずにちゃんと「やられる」のはある意味、痛快ですよね。

配役に紆余曲折あったようですが、当方はシャリーズ・セロンさんが
主役でない、という点で「減点10」ですね。
異星人がやけに色白なのも気になります。日焼けサロンとかないのかな?
もしかすると、「ガンツ」で球体に入っていたのも、この方々のおひとりだったのでしょうか・・・。てなわけないですね。
by アッシー映画男 (2012-09-05 22:34) 

アッシー映画男

To YaCoHa様、nice&コメントありがとうございます。
続編ありそうな気も・・・デヴィッドとエリザベスは、異星人の惑星に向かったわけですよね。
いったい、何を考えてその決断になるんでしょうか?
ある意味、蛇みたいなヌルヌル生物に近づくよりも、無謀であり、危険だと思うんですが・・・。相手の宇宙船、一機を台無しにしちゃったわけだし。。。
by アッシー映画男 (2012-09-05 22:38) 

azm

ども!私もエイリアンファン?として見てきましたよ~。ガンツのあの球体にはエンジニアさんは入れませんね、きっと。
あの惑星のあのピラミッドの中でヘルメットを取れたのは...エンジニアさんが自分達用にテラフォーミングなさっていたから、なんですよね。きっと。で、地球人が呼吸できた。地球用の大気ではなく、エンジニアさんの母星の大気に合っていたわけですね。地球人が同じ空気を吸えるのは・・・。見ればおわかりですよね! でも・・ヘルメット取るのはどうかな?それも最初の調査から。2093年頃には瞬時に大気の中の微量成分やウイルスなどの分析もできちゃうんでしょうけど。
 さてさて、デヴィッドさんは、なんかいつも含みがあるようで分からんヤツでしたね。最後もきっと何か企んでるんでしょうけど。
エンジニアさんのホログラムも訳解らないですね。
とはいえ、アバター以降の3Dの違和感の無さといい、彩度の低い異星の雰囲気、それにホログラムの宇宙儀とか、映像表現は良かったですね。どこかホーガンの「星を継ぐもの」に通じるものがあって、興味深いのでした。
by azm (2012-09-10 00:38) 

アッシー映画男

To azm様、コメントありがとうございます。
うむむ、なるほど!と腑に落ちましたが、やはりヘルメットをとっちゃいけませんよね!
あらゆる生物は、微生物やウイルスとの戦いのうえに地球上に存在しているわけで・・・空気の組成がOKというのと、「無害」なのは話が違いますものね。
そういえば、ウエルズの小説でも、最後に異星人が死ぬのは地球上のウイルスに感染したためではなかったでしたっけ。ヘルメットをかぶらないからそうゆうことになるのだ!・・・と異星人側にたってもいけませんね。
いずれにしても、プロメテウス、「続編」ありそうですねー。
by アッシー映画男 (2012-09-23 11:06) 

GiGi

うーん。スコットファンに連れられて行ったけど、ひどかったです。レビュー本文を拝読しても「大人の鑑賞に耐える」ようには見えまえんが・・・。でもまあアメリカの特撮のポテンシャルというのはあらためて感じましたけど。お金だけでもないんでしょうね。「ブレード・ランナー」の続編という話はどうなったんでしょう。・・・

記事いろいろ拝見しましたけど、見てみたい映画が二三できました。
by GiGi (2012-09-27 05:12) 

アッシー映画男

To GiGi様、コメントありがとうございます。
わははは、良いご意見であります。
SF大作映画の「ツッコミどころ満載」は、やはり映画の性質上、やむをえないところですが、異星に着陸してそうそうにヘルメットをはずすのは止めたほうが良いです。
生物の歴史は微生物やウイルスとの戦いだったわけで、空気が良ければそれでいい!じゃないですね。

とはいえ、面白度のほうが、スットコ度を超えたことをもって「アリ」となるのが映画の良さですので、その観点からはこりゃOK!と思います。

記事本文にも書きましたが、主演女優さんがちょっとビミョーでした。ドラゴン・タトゥーを背中に入れていただければ「やるなあ」と思えたんですが・・・スコット監督、そこまでお茶目ではなかったようで残念・・・。
by アッシー映画男 (2012-09-30 07:13) 

にや

わたくしの初見の印象は
「アホばっか!!」
だったのですが・・・
めちゃくちゃ適当な脚本(昭和の特撮ドラマ並みのSF考証)と、リドリー・スコット監督らしい、もったいつけただけの緩慢な展開
その辺りはエイリアン初作の焼き直しって感じでしたが、ぴりっとした分、前作の方が勝ってる
何のために大枚かけて作ったのか
by にや (2013-01-10 20:36) 

ただのホラー好き

DVD出たので観ました。

一作目エイリアンの世界観が大好きな人にはもってこいでしたね。

私的にはもっと乗り物(車)などに気を使ってもらえたらなぁ。

そこは大人の理由で表現できなかった部分もあるんでしょうが・・・。

でも、所々に「エイリアン」とのリンクイメージを散りばめている所は◎。

カプセル貯蔵庫=エイリアンの巣とか。

一般的には受け悪そうだけど、久々に観てて楽しくなる映画でした。

最近、こんな映画へったよなー。


by ただのホラー好き (2013-01-13 02:35) 

アッシー映画男

To にや様、コメントありがとうございます。
「ツッコミ満載なとこを楽しむ」という映画の見方をすると、この映画もけっこう楽しめると思いますね。
あとはリドリー・スコット監督に、何を求めるか?というところで、心構えも変わってくるって感じでしょうか。まあ、結局の主役は「エイリアン」だってことですかね。ふふふ。
by アッシー映画男 (2013-01-14 20:03) 

アッシー映画男

To ただのホラー好き様、ありがとうございます。
スターウォーズや、ターミネーターと同じように、おおきな「エイリアン映画」としてくくって観ると、楽しく見ることが出来ますよねー。
ただ、登場人物たちの行動がもっとシリアスでクール(な脚本)だったら・・・と、そこはご愛嬌ということでせうか。
by アッシー映画男 (2013-01-14 20:05) 

SF大好き男

初めまして。私は28歳男ですが、小学生頃にエイリアン2を見て衝撃を受けたのを記憶しております。その後1、続編、プレエターシリーズを見ました。
今回「エイリアン」のレドリー・スコット監督という事もあり期待しつつ映画館で見ました。予想以上にグロイ・・・そして皆さん同様にツッコミ所が多かったと思います(笑)
私がツッコミたいのはまず
1.冒頭で異星人はなぜあのエイリアンの素みたいなのを飲んだのかよくわからない・・・。処分するためでしょうか?

2.人類の文明があれだけ進んでいるのに武器がショボイ銃しかないのはなんででしょう?お約束通り歯が立たない(笑)

3.生き残りの異星人がコールドスリープ状態になっていた意味は?さっさと地球に行けばいいのに・・・目覚めたらいきなり地球に行こうとするぐらいなのに・・・これは1の疑問と絡んでの矛盾・・・

と他にも皆さんと同様のツッコミ所もありましたが映画館で見るとそれなりにハラハラさせられ、初代エイリアンとの共通点も多く楽しめました。
初代エイリアンで思い出しましたが、たしかイスに座っていた異星人はチェストバスターで息絶えていました。ですがプロメテウスでは宇宙船も墜落したし座っていた異星人はとっくに席を離れたし・・・あれはまた別の星でしょうか?
と想像して考えさせるモヤモヤもまた映画の楽しさだと思います。続編が見たくなりました。


by SF大好き男 (2013-01-20 01:20) 

通りすがりの映画好き

初めまして。丁度私も今日プロメテウスを観ました!確信はありませんが、個人的な考察で宜しければ「こうなのではないか?」というのを。
映画のタイトルに「エイリアン」を入れられなかったのは、本編中にほぼエイリアン自体が出てこないのと、新シリーズとしても持っていけるようになのかなと。サブタイトル位には少し匂わせてもいい気はしましたが;
>乗組員たちのグダグダっぷり
映画の時間の制約と、問題児がいないと話が進まないとはいえ、社長の身内だけで固めて行けばいいのに、と誰もが思ったことですねw
そこまで私的で自由な宇宙航行がまだ一般化してないのかもですが。
>異星人さんのキャラ
彼らを起源に持つ人類が宇宙を旅できてもあの有様ですから、もともとエンジニアは奢れる種族なのかもデスネ。イキナリ暴れたのも、自分達の作った人類が生意気にも同じように「自分に似た存在(アンドロイド)」を造り出すまでになったからなのかも…?

SF大好き男さんの疑問ですが、こんな感じではないかと?
1.については元々あの黒い液は、「どんな環境にも遺伝子を再構築して適合させる」薬なのではないかと(生物兵器化して特性を引き継いでいるのがエイリアン)。そこで原始地球(水のイメージが強調されてたので)に遺伝子をばら撒き、いずれ自分達の惑星に近い生態系が出来るよう生命の素をばら撒く必要があったためだと思います。

2.プレデターの技術を解析してるにしてはしょぼいですよねw規制が厳しくて持ち出せなかったのか、異星人は友好的と信じきっていたのか。元々極秘の計画だったので、あからさまに凄い強い武器を持っていけなかったのかもデスネ。

3.恐らくエイリアン1の人間と同じで、仲間はコールドスリープして後は飛び立つだけ!…という時に操縦設定をする人がやられてしまってそのままだったのでかもです。

地球に行く理由はもう根拠ないですが、あの液体で一度今の生態系を絶滅させ、何らかの方法であの怪物もいなくなった後の地球を自分達の新しい惑星にしようとしていたのかなと。その辺りは続編で語られるかもしれませんね。

それでは長文失礼いたしました!
by 通りすがりの映画好き (2013-01-26 14:01) 

あ

プロメテウスはエイリアンの前日譚ではありません。
時系列的にはエイリアンの後です。
これでよく映画通などと自称できますねw
by あ (2013-01-26 21:53) 

アッシー映画男

To SF大好き男様、コメントありがとうございます!
そうなんです、思い出すほどにモヤモヤが湧きあがる、ある意味、奥の深い映画でしたね。
ワタクシとしては、白塗り異星人さんの「体育会系粗暴さ」がどうもいけないと感じる次第です。ま、あの異星人さんが個人的にそうゆう性格なのかもしれませんが。。。
続編があるとしたら、主演女優がだれになるか、、が気になりますねー。
今回と同じでしょうか。
意外とアン・ハサウエイだったりとか・・・ありえないですね。ははは。
by アッシー映画男 (2013-01-26 23:28) 

アッシー映画男

To 通りすがりの映画好き様、コメントありがとうございます。
見事な分析ですねー。
武器の件はまことにそのとおりでありますね。
未知の惑星に乗り込むときになぜ、あのユルイ武装?リスク管理が低すぎます!異星人をなめておる!・・・と怒っていては、宇宙人との友好はおぼつかないのでしょうね。

やはり続編が楽しみであります。ふふふのふ。

by アッシー映画男 (2013-01-26 23:35) 

アッシー映画男

To あ様、コメントありがとうございます。
いいですねえ、チクッとしたコメント。
これは大変、失礼いたしました。
しっかり勉強しなおしますです。
by アッシー映画男 (2013-01-26 23:38) 

>あ氏

エイリアンの舞台 2122年
プロメテウスの舞台 2093年
デス

アッシー映画男さんは大人ですねぇ
by >あ氏 (2019-04-30 23:52) 

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