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音楽 オフコース/驚異の70年代のアーチスト(その2) [音楽]

引き続き「今も新しく聴こえる70年代のアーチスト&作品」を探索していきたいと思います。

前回記事への皆様のコメント(書き込み)は凄まじかったですね。ありがとうございます。みその様は、ジャクソン・ブラウンのCDまで買われたようで感激です(私はレコード会社の手先ではありませんが)。

問題は、私の記事より、皆様のコメントのほうが面白いこと---そりゃ困るぞ。ということで、今後はワタクシの存在感が薄れないよう、つまらない書き込み(?)をヨロシク。

前回のおさらいですが、掲題選定基準は前回同様、①70年代に少なくとも1枚はアルバムを発表したアーチスト、 ②今もCDショップで入手できること、③ジャンルは一般にロック、ポップスと呼ばれるものです。プログレやテクノは収拾つかなくなるので、やっぱりはずしました。グラミー賞ハードロック部門を受賞したジェスロ・タルのイアン・アンダーソンはお怒りになるでしょうか?(←ふくずみ様からのご指摘を受け、誤字を訂正しました。08年4月27日)

ではさっそくご紹介。「いまだにめちゃ新しい」と痛感したアーチストです。

1970年結成のオフコースです。

60歳を迎えてなおビックヒットを飛ばすモンスター=小田和正さんのかつてのバンドです。1970年結成当時は、バンドではなく、男性2名のデュオでした。「日本のカーペンターズ」なんつう正気とは思えないコピーをつけられてました。サウンドは誤解を恐れずにいうと、フォーク系メロウです。ファーストアルバム「僕の贈り物」の全編で聴ける、美しい中性的な男声デュオが、70年代のオフコースサウンドを特徴づけることになります。

アルバムを出すたび着実にファン(主として女性)を獲得しますが、大きな転機が訪れます。1979年、5名編成となった最初のアルバム「Three and Two」で、これまでのアコーステックサウンドから、ベース、ドラムス、エレキギターを強調したロック色に変貌。この方向性がオフコースファンに賛否両論を巻き起こします。一方、サウンドだけでなく楽曲にも力強さが加わった結果、「愛を止めないで」「さよなら」「Yes、Yes、Yes」などヒットを連発し、新たなファンを開拓します。ここに至り、地味な印象をぬぐえなかったオフコースは、日本を代表するビックネームに飛躍するのです。しかし、1989年、結成当時からの盟友、鈴木康博さんが脱退し、惜しまれながらの解散---となります。

オフコース僕の贈り物.jpgオフコーススリーアンドツー.jpg

以上が、ざっとオフコースの紹介ですが、オフコースを語ることは、70年代の日本のポップス受容史、ひいては、日本人の偏狭論にもつながるわけで、音楽論と別に興味深いテーマです。ちょっと脇道にそれますが、少しばかり当時のお話を。

一般に「耳が良い」と言われる日本のリスナーですが、70年代、カッコいい音楽といえば、ほとんど「洋楽」でした。まあ、当時の日本の音楽業界が粗製乱造しすぎたこともありますが、「日本のポップスなんて聴けたもんじゃねえよ」という空気が支配的だったのです。

日本のポップスなんぞ聴く奴は「軟弱」「女子供」だと。(私にいわせりゃ、LAメタルのほうが、よっぽど軟弱だけどね)

軟弱のレッテルを張られた代表的アーチストは、フォーク/ニューミュージック系でした。かぐや姫、風、さだまさし、松山千春、チューリップ、ふきのとう、そして、オフコース---。(なぜか荒井由美は「別格」扱いだったなあ)。

彼らの音楽を愛する男性リスナーは、江戸時代の隠れキリシタンのごとく、息をひそめて暮らしたものです。

当時中学生~高校生だったワタクシは、ここに絶望的な日本の排他性を観たのであります(おおげさ?)。ワタクシはディープ・パープルの「BURN」で踊り狂ったあと、ジョン・レノンやフランク・ザッパを聴き、締めにオフコースの「秋の気配」を聴く、ストライクゾーンの広いリスナーでした。したがって、当時の洋楽マニアが、深い根拠もなく日本音楽を非難・排他することでしかアイデンティティを維持できない姿を見て、将来を憂いました(ますますおおげさ?)

現在が良いか悪いかは分かりませんが、少なくとも「聴く音楽」でリスナーを排他する事は無くなった?と思います。ゆずが受け入れられてるしね。むしろハードロック、へヴィメタルが受難の時代か?

話を戻します。70年代の「日本ポップスの受容」に寄与したバンドのひとつが、オフコースであることは間違いありません。

オフコースフェアウエイ.jpgオフコースWEARE.jpg

では、なぜ、オフコースがいま聴いても、古臭くなく、新しく聴こえるのか、を考えたいと思います。

かつて、ジャズ・ピアニストの山下洋輔氏が、作家 椎名誠との対談で、オフコースを絶賛しました(硬派を気取る椎名さんは、全くついていってませんでしたが)。山下氏のコメント詳細は忘れましたが、腑に落ちたのはオフコースのサウンドや楽曲が、良い意味で「色」や「時代性」がない、「純粋な音楽」である、ということでした。

彼らの真骨頂は(特に70年代の楽曲)、余計なデコレートのないハイセンスのアレンジにあります。オフコースの楽曲には「音のない空白にさえ、音楽がある」という点は特筆すべきかと。これは、ごく一部のアーチストしか達しえなかった究極のサウンドと思います。

たとえば「あなたのすべて」という曲。出だしはシンプルなベースのライン(+出過ぎないドラムス)、そこに小田さんの声、という「疎」な音作り。スッカスカの音になるはずが、オフコースが演じると、余白にも音楽が満ちるわけです。文学で言う「行間に意味を持たせる」という表現がピッタリ。CMでも使われ根強い人気曲「言葉にできない」も、手数が少ないにもかかわらず密度が高いんですね。

最初から細かい分析になりましたが、次は曲についてです。

オフコースの音楽で、意外に見過ごされている(ネガティブにとらえる意見もある)のは、歌詞です。オフコースの歌詞は、何を言ってるのか分からん、という批判がありましたが、実は、これこそ、いつまでも新しく聴こえる秘密と思います。

歌詞から「具体性をあえて排除」することで、リスナーに不要な「画像化」「物語化」を強いないのです。固有名詞も慎重に、広く解釈できるものが選ばれます。私見ですが、具体的・散文的な記述ほど、イメージが同じような映像で記憶され、固定観念から逃れられなくなります。つまりは、「みんな同じに感じる」=時代感を刷り込んでしまう、のではないでしょうか?

たとえば、かぐや姫の「神田川」「赤ちょうちん」といった曲、描かれている時代が70年代という以上に、あまりにも詳細な「描写」があるわけです。赤いてぬぐい、とか、横町の風呂屋、だとか。これらは否応なくリスナーの中に「固定の風景」と「一義的な物語」を作ってしまいます。曲を再聴するたび、リスナーは、その世界をなぞることになり、新鮮には音楽を聴けないのだと思います。

一方、オフコース。比較的、具体的な記述が多い「さよなら」でさえ、登場人物がなぜ別れたのか、どんな事件があったか、までは語られません。風景描写も「雪」とか「寒い冬の並木道」程度で、ほとんど心象風景になっています。したがって曲を聴くと、当時の、ではなく、聴くたび新たな印象や映像が生まれる「自由度」があるわけです。10代で聴く「さよなら」と、30代で聴く「さよなら」は、異なる風景を与えてくれますよね。

「ワインの匂い」という曲なんかは、ワインの好きなあのコ、は窓辺で遠くを見つめながら、悲しい歌をくちずさんでいる---もう、イメージすら困難な幻想世界ですね。ワインを飲み過ぎ体を壊し、リハビリ施設にいるのかあ?みたいな。(かなりシュールだな)。

しかし何も語っていないようで、鋭い殺し文句をまぶすところがオフコースの秀逸さです。「愛を止めないで」と言われても---と思いつつ、なんだか感じはわかりますね。「切ない時には開けてみればいい、YES、YES、YES--」って、何を?どう?と突っ込みも無用、みたいな。このへんの言葉の使い方は上手いなあ、と思います。

こうした良い意味の「抽象性」が、彼らを、時代の垢にまみれさせなかった、といえましょう。

オフコースワインの匂い.jpgオフコースラウンド2.jpg

上記の要素「音楽の純粋性」「綿密にアレンジされたサウンド」「歌詞の抽象性」「独自の心象風景」がバランスよく配合され、ボーカルのクールな声が加わった結果、フォロワー(後続者)には逆立ちしても真似できない、オフコース世界、が生まれた、ということでしょうね。

あーーーー、今回は分析し過ぎですねえ。すいません。

最後にひとつ。

初期オフコースの曲は、すさまじくアレンジが「凝って」おり、ギターで弾くのさえ大変でした。1974年のセカンドアルバムには、楽譜がはいっていたはずですが、コードを見て仰天。転調も複雑怪奇で一種のプログレといってもよいでしょう。(プログレ系フォークの大御所、ルネッサンスのほうが、まだ分かりやすい曲でした)。あのままだったら、オフコースはここまでメジャーになれなかったでしょうね。

うわー、オフコースで今回終わってしまったので、次回、同じテーマで第3回、スティーリー・ダン、井上陽水を考察したいと思います。

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コメント 35

NAO

>あーーーー、今回は分析し過ぎですねえ。すいません。

はい~、そのようですね~~・・・ ^^;
OFF COURSEに、あまり深い「分析」はよくないような気がしますよん。(笑)

OFF COURSE (私の場合、OFF COURSEとは小田氏、鈴木氏の2名を意味していおりますが)のバックグラウンドから、彼らのセンスや彼らの技術、彼らの才能を、各人で感じていただく方が、OFF COURSEの歌にぴったりなような気が・・・

ということは、、、
アッシー様の「分析」もある意味アッシー様のOFF COURSEへの感想ということになりますか・・・
ということは、やっぱりこれでいいのか・・・あはは、失礼しました。(笑)

OFF COURSEは、70年代のアーティストということになるのですね。
私はもっぱら80年前後に聴き巻くまくりましたので、なんか70年代アーティストというイメージが薄いのですが。

そうですか?小田さん、もう60歳ですか?
ということは、鈴木さんも、ということですね。

私は鈴木さんのヨーロピアン的な曲調が好きでした。(どこか彼の作る曲は、日本離れした音調を感じるのですよね。)

それと、彼らの歌詞が高尚で洗練されていて、時代を感じさせないのは、恋愛の歌詞にしても、人生の歌詞にしても、どこか哲学的な人間の深層心理を漂わせているからなのかも知れませんね。

時代を問わず、年齢を問わず、いつも人の心に悩みや喜びや憂いを抱かせるそんな想いが、短くも明確に表現されている歌詞。

それこそがOFF COURSEの歌詞のように私は感じました。

さらにそれに曲が加わると、
彼らの音楽(歌)は、まるで「映画」なんですよね。

歌詞と曲の調和が、まるで1つの映画を頭の中に描かせるような、そんなイメージがあるのです。

歌詞をそのまんま覚えているというよりは、映画を観た後のようなそんな感じで、イメージが残っているんですね。
本当に不思議です。


また、前記事に0.1トンの男様のコメントにありましたが、「のがすなチャンスを!」のライブ版(5人のとき)と、2人のときのスタジオ録音のバックは、本当にまったく違いますよね。

技術力の違いもここまで顕に出ていると、5人でバンドにした意味がないのでは?!と思うくらいですよね。
特にベースは、技術力の違いをひしひしと感じさせますよね。

ということで、第一弾のコメントでした。^^v

PS
アッシー様の好きな「老人のつぶやき」という歌は、わたくし、最初にギターを爪弾きながら歌ったとき、なぜか泣いてしまいました。

今、思うとあれは10代だったからなのかも知れませんね。

実際、お迎えを待つ80代くらいの老人になったら、むしろ穏やかなやさしい気持ちで微笑んでこの歌を口ずさんでいるのかも知れません。

それを考えたら、OFF COURSEの歌詞って、やっぱり凄い!ですよね。
by NAO (2008-04-20 16:05) 

azm

アッシー映画男様。やっと出ましたね。オフコース。
秋の気配、よいですね。イントロのギターがまた良いです。
最近(最近でもないか)では、”君たちを忘れない”、”静かな場所”が好きな曲ですな。
突っ込みはうちの相方Kにまかせるとして、分析興味深く読ませていただきました。
歌詞の抽象性、これは"ミロのヴィーナス”に通じますね。腕がないことが、鑑賞者の大脳を刺激するわけですね。
オフコース、小田さんの歌を聞くと、自分なりの情景がすごくリアルに目に浮かびます。単なる抽象性ではない、心の琴線に触れるものがあるのでしょうね。
初期のギター、やはり鈴木さんの存在でしょうか。私は、やっさんの作った歌が結構好きでした。”汐風に吹かれて”とか・・・
by azm (2008-04-20 16:13) 

アッシー映画男

To NAO様、
さっそくのコメント、ありがとうございます。いやー、今回の分析は結果的には微妙でしたねー。
このところ70~80年代のアーチストの音楽をずっと聴き続けていたので、他と比較してしまって書き込みすぎたかもしれませんね。

オフコースの歌詞の哲学的な深みというのは言い得て妙、ですね。
アルバム「SONG IS LOVE」収録の、「青春」という曲は抽象的ながら、哲学的に気分が暗くなります(歌詞的には希望の歌、ともとれるんですがね)。

自分で書いておいてなんですが、冷静に聴いてみるとオフコースの歌詞、やっぱり、かなり意味不明な面ありますね。
風の伊勢正三さんの超リアル系の物語世界も、うぐぐっ、ぎゃっ!となりますが、オフコースの「愛あるところへ~、飛んでいきたい~」という世界も微妙かなーー、と。

話がぐたぐたになっちゃいましたが、私はオフコースは、70年代のアルバムがやっぱり好きですねえ。80年代は別のジャンルの音楽にはまったということもあるのですが。
by アッシー映画男 (2008-04-20 16:52) 

アッシー映画男

To azm様、
なにせ、オフコースは大きな存在ですから、いろいろな見方、切り口が出てきそうですね。
で、azmさんのコメントにもある鈴木康博さんのギタープレーは素晴らしいと思います。
6弦だけでなく、12弦ギターの曲も実にいい音出しています。
鈴木さんのアコースティックギターが前面に出ている曲はどれも良いですよねえ。「秋の気配」は冒頭一発目の短い不協和音だけでもカッコいいですからねえ。
その意味では、5人編成になった79年以降は、鈴木康博さんの活躍の場が減ったようなイメージがありますが。

そうえいば、次回書こうとしていたスティリー・ダン、基本メンバー2名で、楽曲の完成度がめっぽう高い、という点でオフコースに似ているかも。
妙な共通点に気づいてしまいました。。。
by アッシー映画男 (2008-04-20 17:02) 

azm

NAO様。どうもazmと申します。
NAOさんの言うとおり、オフコースの曲を聞くと、映画を見たような感じになりますね。私も上のコメントに書いたとおりで、同感です。
by azm (2008-04-20 17:59) 

みその

きゃぁぁー、出ました、オフコース!
でも、のっけからダメ出しさせていただきますが、名曲「ワインの匂い」を馬鹿にしてませんか??どうゆうことですか!?オフコース愛が足りませんよ、アッシー映画男さん!と、ちょっとびっくりさせてみました。うふふ。

で、予想以上の力強い記事、どうもありがとうございます。
ほかの方のブログだと、オフコースへの個人的思い入れを語ったものが多くて、ちょっと物足りなさを感じていたんです。
アッシー映画男さんの分析は興味深かったです。
それにしても、よくいろんなことを次から次へと書けますね?
音楽だけでなく、映画も面白く書けるなんてビックリです。
次回記事の予告編に井上揚水さんが加わってましたね?
私は、ベスト盤と、奥田民夫さんとのアルバムが大好きです。
楽しみにしています。

by みその (2008-04-20 19:35) 

0.1トンの男

アッシー映画男様。
>鈴木康博さんが脱退し、惜しまれながらの解散
話を端折っただけかもしれませんが、実は鈴木康博が1982年に脱退した後も、4人で1989までオフコースは続いていたのです。
ソロでも歌っている「緑の日々」は、この4人時代の作品です。
ただ、この次期を「オフコース」と呼んで良いものかどうか?と言う辛口の御意見はあるかと思います。
鈴木康博が抜けてからのオフコースは、前回の別記事でも書かせて頂きましたが、曲の構成というかアレンジ面で悪い方向へ変わってしまったと感じており、鈴木の脱退は非常に残念に思います。


5人の次期の話だったと思いますが、オフjコースは最初にコード進行を考えて、全員でアレンジした後に、詞を最後に作ると聞きました。
完成した曲からは、最初に詩を作っている様な印象を受けるのですが、実は逆だと聞いて当時は驚きました。
コード進行といえば、「Yes-No」が印象に残っております。普通、同じコード進行で途中から半音を上げる転調と言えば、曲がドラマティックに盛り上がる最後の方で行うものですが、この曲って、イントロが終わって歌い出す寸前に何故か転調するんです???
なんでこんなところで転調するの?と小田さんに一度聞いてみたいものですが、これもまたこの曲の魅力の一つでしょうか?

「歌詞の抽象性が時代を感じさせない」というご意見には、まったく同感です。
自分の事を「僕」という歌詞が多く、「少年」を感じさせるところがありますが、中年の域を超えても「僕」と歌うのは、小田和正と山下達郎くらいでしょうか?
by 0.1トンの男 (2008-04-20 19:49) 

アッシー映画男

To みその様、
うわっ、いきなりのダメ出しですか!!
ワインの匂いへの、おちょくりコメント、大変に失礼いたしました。70年代には影も形もなかったであろう入社2年目のみその様に、そこまで思い入れをさせるとは、オフコース、恐るべし!ですねえ。
しかしワタクシもオフコース愛に満ちた人間ですよ、ただ、どうしてもツッコミを入れずには済まないタイプでして。。

細かいことを訂正するのは失礼なんですが、みその様のコメントの、井上陽水の名前が「揚水」になっております。羊水でないだけ良いですが、揚水といえば揚水発電。「発電に使った水を下ダムにため、夜中に汲みあげて、翌日上ダムから発電する」という仕掛けです。
すいません。余計なとこに突っ込んでごめんなさいね!

by アッシー映画男 (2008-04-20 20:17) 

アッシー映画男

To 0.1tonの男様へ、
そうなんです、オフコースは鈴木康博さん脱退のあとも、数年続いていましたね。記事を書いたときは失念していました。失礼!
0.1tonさんも書いておられますが、ワタクシは、鈴木さん脱退後をオフコースとは認めたくないですねえ、心情的に。やっぱり鈴木さんの感性が、オフコースには不可欠でした。オフコースよりホノルルマラソンが良かったんでしょうかねえ、鈴木さん。
(オフコース=小田さん、鈴木さん、といいきるNAOさんには、4人時代は到底認められないでしょうね?)。

「Yes-No」の転調の件、すぐに分かりました。イントロから、曲に入るところで見事に転調します。ちょっとガクッと来るというか。「愛を止めないで」で最後のサビで上げるのとは訳が違いますからね。
私の見解を申しますと、この曲は、アルバム「Three and Two」に収録されていますが、先行のシングルでは、イントロがとっても長かった記憶があります。それで長~いイントロのあとに、気分を一新する、という意味で転調させたのではないでしょうか?それなら意味がありますよね。
残念ながら(?)、アルバムに曲が入った時は米国のミキシングエンジニアの判断か、シングルで長かったイントロが、ずいぶん短くされてしまいました。一方、例の転調は残っていたため、違和感を感じさせるものになりましたよね。
ちなみに、シングルのガチャガチャ感(嫌いではない)も、アルバム収録時にはすっきり整理されていました(ベースを強調し、ギターをひっこめた感じ)。ガチャガチャも好きだったんですけどねえ。

by アッシー映画男 (2008-04-20 20:40) 

0.1tonの男

アッシー映画男様。
当方も細かい訂正でツッコミを入れて申し訳ありません。
「Yes-No」は、アルバム「We are」に収録されており、アルバム「Three and Two」に収録されているのは「愛を止めないで」の方です。
どちらもシングル版では、アルバム版にないイントロダクションが存在しており、アルバムで情け容赦無くカットされているという状況が、よく似ております。

「Yes-No」シングル版の長~いイントロは、フリューゲルホーンで演奏されており、たしかマネージャーの富樫要さんの演奏でしたね?
ライブでもここだけ、ご本人が出てきて演奏していた筈ですが、当方この不リューゲルホーンのイントロ部が大好きです。
なので、アルバムでカットされていた時、少々脱力感を覚えました。
その他、シングル版にはなかった後半のカウベルが、アルバムで追加されており、トホホ感が更に増幅されました。
これらは、ボズ・スキャッグスの「Middle Man」でミキサーを担当した、ビル・シュニー氏の「好み」なのでしょうかねぇ・・・
「We are」のミキサーをビル・シュニーが担当したきっかけは、小田さんがパチンコの景品でもらった「Middle Man」を聞いて、音に惚れ込んだからとか?
また、「I LOVE YOU」の間奏で、ジョン・レノン死亡の新聞記事をニュース調に読み上げたナレーションが入っておりますが、この声はビル氏の友人だそうで、結構縁が深いんですね。

by 0.1tonの男 (2008-04-20 21:14) 

アッシー映画男

To 0.1tonの男様、
おー、そうですね、「Yes-No」が収録されているアルバムは「We are」でしたね、「時に愛は」が1曲目ですからね。きちんと確かめずに書いてしまいました。失礼しましたーーー!
さて「Yes-No」のイントロのフリューゲルホーンは、いい音がしていましたねえ。新機軸でした。バンドの演奏が入る直前の、ピロロ~、ピロロ~って音階が上がるところがしびれました(ちょっと細かいです)。
切り口が違いますが、この曲の歌詞「君を抱いていいの?、好きになってもいいの?~♪」という箇所、「手段」で使うならテクニシャン、まじで言っているとしたら、順序が逆だろ(常識的には、「好きになって」から、「抱く」のではないか)というツッコミをしたくなるところです。
このアルバムの最後の曲、「きかせて」隠れ名曲かもしれませんね。
音の上下が少なく、サビのメロディも平坦で、キャッチーではないですが、まとまりの良さよさといい、NAOさんのいう深層心理の表出という意味で素晴らしい楽曲と思っています。

それにしても、オフコースで、ここまで盛り上がるとは、ホント、びっくりですね。次回のスティーリー・ダンが心配だ。。。
by アッシー映画男 (2008-04-20 21:44) 

0.1tonの男

皆様、連投で大変申し訳ありません。
「Yes-No」サビの歌詞である「君を抱いていいの?好きになってもいいの?」の部分は、小田和正ご本人もかなり意識している様です。
この曲は、歌詞をずっと疑問形で成立させておき、最後になって相手に対し「どうなんだ?」と突きつけて責任を取らせる内容となっており、「愛してる」とか「抱きしめたい」などの直接的、且つ平凡な歌詞とは異なる次元・領域を狙った歌詞の様です。
それならば、曲名は「Yes or No?」の方が適しているのではないか?と言う人も居たそうなのですが、最後に突きつける内容なのだから「Yes-No」なのだと力説したそうです。

フリューゲルホーン入りのシングルバージョン、一部のベストアルバムにも収録されている様なのですが、どのベスト盤なのか残念ながら分かりません。ただ、ベスト盤のテイクでは最後が早目にフェードアウトしており、裏声で歌っている箇所までは曲がない様です。

アルバム「We are」は、全部の曲が好きなのですが、「いくつもの星の下で」という曲が、小田和正には無い、鈴木康博の「男っぽさ」が出ており結構涙ものです。
「私の願い」と言う曲は、学生の時に他校の知り合いが大好きで、文化祭で是非歌いたいからと言われ、ピアノを急遽覚えさせられた事があり、そういった意味でも印象深いです。

by 0.1tonの男 (2008-04-20 22:25) 

azm

アッシー様。相方Kの代筆です。
”ワインの匂い”はユーミンこと荒井由実をイメージした楽曲だとのことです。(なので、アッシーさんの記述はあながちはずれていない、リアルな表現だったかも)。
Kは小田さんの曲を聴いて育ったと申しております。2人のときも5人のときも、4人のときもそして1人のときも、それはすべて受容。フォークもロックもポップスも、その時々にその変化に応じて音楽を聞く耳を養った、と申しております。曰く”したがって、私の音楽の好みは狭量です”、とのことです。アッシー映画男さんのように幅広い受容のスペクトルを持つことはできません、と申しております。
やっさんが抜けてから離れていったファンも多いと聞きます。その後小田さんが一人になってから戻ってきた人も多いのだそうです。
やっさんが地味に活動しているのが不思議ですね。もっと売れても良いのに。山本純子さんと、ふきのとうの細坪と”SONG FOR MEMORIES”というグループで活動してたりしますね。SKYLINEのCMの名曲"ケンとメリー"を歌っていましたな。


あとK曰く、”きかせて”は隠れではなく、表の名曲だと申しております。

p.s.
K情報:去年くらいにやっさんが、TV東京の”田舎に泊まろう”に出ていたのはびっくりした....

by azm (2008-04-20 22:37) 

アッシー映画男

To 0.1tonの男様、
オフコースの絶頂期を代表する名盤と認識されているアルバム「We are」は、ネタ的にも奥の深いものがありますね。
「Yes-No」の題名を、「Yes or No」というとトム・クルーズの出ている公開中の映画「大いなる陰謀」のようでシックリきませんね。
歌詞のなかの「答えたくないなら、聞こえないふりをすればいい」はサラリーマン的に活用したいセリフですね。
「いくつもの星の下で」は良い曲です。鈴木さんの歌詞は、小田さんの絵空事(失礼!)とは一線を画した、切実なリアル感があります。ちなみに、間奏の後の2番に移行する時の音が、どうしても「音程間違い」のように思えるのは私だけなのでしょうか?オフコースの楽曲で違和感のある音程は、ここだけなのですが。。。

by アッシー映画男 (2008-04-20 23:12) 

アッシー映画男

To azm(K)様、
おお、波状攻撃すねー。オフコースは世界をつなぐ共通語でしょうか!
凄いすね、これは。
荒井由美ネタ、偶然ですが、本日は日中、荒井由美ベスト1972~1976、2枚組CDを聴いてました。「これで歌が上手ければなあ」と悔しい気持ちに。。。。って、それは違いますね。

さて、Kさん、小田さんの曲を聴いて育ったとは「申し子」といっても過言ではありませんね。素晴らしいことです。
しかし僭越ながら、それと狭量、は全く違うか、と思います。「聴かず嫌い」や「好みが固定」していることが狭量なのではなく、「聴いていない物を否定する」ことが狭量と思っております。「ダメだという前にしっかり聴こうよ!」というのが当方の主張であります。聴いて嫌いなら放っておけばいいのであって、ことさら「ダメだ」というのはやめましょうよ、というのがワタクシの主旨であります。

ところで、鈴木康博さんは「徹子の部屋」に出たときが渋かったです。音楽よりもマラソンのネタが主体。いったい誰だよ、って。
世良正則がカヌーで川下りしたり、伊勢正三がフライフィッシングで山奥に分け入る、など、ミュージシャンにも様々な人生がありますね。

by アッシー映画男 (2008-04-20 23:33) 

0.1tonの男

アッシー映画男様。
「いくつもの星の下で」間奏後の音が「音程間違い」の様に聞こえる件、なかなかマニアックな話しですねぇ。
間奏で一旦転調をして、歌の前に元のキーへ戻そうとしている箇所の事だと思いますが、確かに微妙な流れでキーを変えているので、少々違和感は覚えます。
それまでが自然な流れで来ているので、ここだけが目立つのかもしれません。

次回に予定されているスティーリー・ダンの様に、曲中で転調オンパレードだったら、差ほど目立たない流れかもしれませんが。

無理な転調といえば、BOΦWY「マリオネット」サビ前の「・・・とても狙えないぜ」の部分とか、渡辺美里「マイ・レボリューション」1番から2番へ移る時の転調を思い出します。
by 0.1tonの男 (2008-04-21 00:13) 

NAO

こんばんは。

こりゃまた、凄いことになっとりますね。(笑)

>(オフコース=小田さん、鈴木さん、といいきるNAOさんには、4人時代は到底認められないでしょうね?)。

あはは…^^; そうですね。
それでも、解散するまで聴いていた私もやっぱりすごい? もちろん4人のときも知っとりますよん。(笑)

アルバムWe are の曲で深いお話になっているようですね。

ところで、「SAVE THE LOVE」って曲、これによく似たのが海外の曲(ロック)でありましたよね。なんでしたっけ? 思い出せなくて…


それから…
ようわからん歌詞って、意外にも小田さんの歌の方が多いですよね。(私の感想ですが・・・)

「キリストは来ないだろう」って歌なんて特に…
これって、絶望の歌なんでしょうかね?(笑) 失礼、私もちょっとつっこんでみました。^^;

by NAO (2008-04-21 01:14) 

アッシー映画男

To NAO様、
いやー、NAO様、かなりマニアックですねえ。
オフコースの「SAVE THE LOVE」にイントロが似ている曲、ワタクシとしては思い浮かぶのば、TOTOの「I’ll supply the love」ですねえ。
イントロのメロディは長調、短調の違いはあれどソックリに聞こえます。

話は変わりますが、ワタクシ、アルバム「We are」は、LPレコードを持っているのですが、CDがないため、記事を書くにあたり音を確かめることができず(レコードプレーヤーは押入れの中でして)、これはいかんな!ということでCD購入しようと思い立ちました。ついでに「Over」も買おうかと。
いかんいかん!またCDが増殖してしまう!!


by アッシー映画男 (2008-04-21 07:03) 

NAO

>ワタクシとしては思い浮かぶのば、TOTOの「I’ll supply the love」ですねえ。

おおっ!
そうです、そうです。それですわ!
たしかタイトルもなんか似ていたような記憶があります。

>LPレコードを持っているのですが、CDがないため、記事を書くにあたり音を確かめることができず
>レコードプレーヤーは押入れの中でして

おおっ! これまた同じでございます。
プレイヤーだけでなく、レコードも押入れの中です。
おかげで、アッシー様と0.1tonの男様の会話についてゆけず(確認できず)、ちと苦笑しておった次第でございます。

ついでに… OFF COURSEの解散後はすっかり洋楽ばかりになってしまいました。
社会人になってからは、あえてCDではなく、12インチバージョンを六本木のマニアック輸入レコード屋で買ったものですが。
ああ、これらも押入れの中…ですねえ。 ほとんど廃盤になってる貴重なものですよん。



by NAO (2008-04-21 12:31) 

0.1tonの男

アッシー様。
TOTOの「I’ll supply the love」、間奏のギターソロ部分が桑名正博のヒット曲「セクシャルバイオレットNo.1」のイントロと同じだとは思っておりましたが、たしかに「SAVE THE LOVE」にもイントロが似てますねえ。

NAO様。
12インチバージョン、懐かしいですね?
当方はロッド・スチュワートの「Da Ya Think I'm Sexy?」や、デュラン・デュランの「THE REFLEX」などを持ってました。
ウイングスの「Goodnight Tonight」は、今も家のどこかに眠っている筈です。
by 0.1tonの男 (2008-04-22 00:16) 

ふくずみ

アッシー映画男様、日曜に釧路への出張が入ったため、ブログ拝見が遅れました。
いつのまにやら、オフコースのネタで異常な盛り上がりになっていたのですね。宴会に遅れて到着したら、先に飲んでいた自分以外全員が、すっかり出来上がっていた、というかなんというか、つまるところ、”乗り遅れた感じ”が悔しいです。
0.1tonの男様のような、引き出しもなく、どうしていいのか。悩みます。
少し考えてからコメント書かせていただきます。勇気ある撤退です。

みその様、
札幌で食べる九州ラーメンもいいものですよ~。私はもちろん地元=札幌ラーメン派ですが。
by ふくずみ (2008-04-22 00:28) 

みその

あー、ひどいなーひどい。誤字の指摘されちゃいました。
だって、「ようすい」って打ち込んだら、「揚水」って変換しちゃうんですよ、なんか変?と思ったけど。これは私が悪いんじゃなくて、マイクロソフト社が悪いんだっ!
井上ようすい(もう変換しません)は世界に誇るアーチストです!PCがきちんと変換しなくちゃね!

オフコースと全く関係ないんすけど、今日は「クローバー・フィールド」という映画を観てきました。彼氏とじゃなく、女の子どうしでですよ!--って別に聞かれてないですか、へらへら(むなしく笑)。
手持ちカメラのグラグラ感は好きじゃなかったんですけど、楽しめました。アッシー映画男さんはご覧になりましたか?

音楽の記事が続くと、こんどは映画の記事を読みたくなりますね。わがまま?お待ちしてます、よろしくです!
by みその (2008-04-22 00:37) 

NAO

ふくずみ様、

わたくしは、まだまだ出来上がってはおりませんよ。(笑)
ウーロン茶飲んでますから。(笑)


0.1tonの男様、

デュランデュラン懐かしいですねぇ~、学生の頃行きましたよ。ライブ!

もちろん、マイケル・ジャクソンが一番ノッテるときも、横浜まで行って友人4人でライブ見てきました。前から5番目くらいの席でしたねえ。(といってもずっと立ってましたが)

私の持っている12インチバージョンはほとんどブラック系です。
ONE WAYとかGUINNとか、D-TRAINとかKASHIFとか、WISPERS とかBALLY WHITE とか。ANTONIA RODRIGUEAのLA BAMBAなんてのもありますね。(笑)

たぶん、リアルタイムで購入したのではなかったのだと思います。(あまり年代を気にせず聴いていたもので)、故に廃盤になっているものも多く(日本では売っていないようなもの)を、マニアな輸入レコード屋で入手しておりました。(どっちかっていうと一般人より、DJなんかが来るお店)

今聴けば(you tubeなんかで)、古っ!!って感じですね。(笑)


by NAO (2008-04-22 12:56) 

アッシー映画男

To NAO様、 
ONE WAYですか!なんとかPIEという曲がありましたよねえー。不思議なピーチパイじゃありません。(めちゃくちゃうろ覚えでスイマセン)。

レコードプレーヤーは常時はおいとけませんよねえ。めったに使わないから、どうしたって押入れ行ですよネエ?

by アッシー映画男 (2008-04-24 01:56) 

アッシー映画男

To 0.1tonの男様、
さすが!驚異の音楽通の0.1トン様ですね。
オフコースの転調といい、ごもっともです。
しかし、ここにきて、オフコースの鈴木康博さんの存在が大きくクローズアップされてきましたねえ。
昨日、出張でセレクションという一種のベストアルバムを聴いていたら、鈴木さんの曲が素晴らしい事を再確認。奥が深いぜ、オフコース。
by アッシー映画男 (2008-04-24 02:01) 

アッシー映画男

To みその様、
ブログのコメント欄で、ボケと突っ込みしてもしょうがいないでしょうが!
札幌の方は、あんまりボケ/突っ込み芸風はないんですけどね。

というわけで、みその様の彼氏ネタに対しては---
アンタの彼氏の話なんて、誰も聞いてねえよ!となりますが、スイマセン、口調が厳しいですね。

クローバー・フィールドはまだ観ていませんよ。見たら是非ブログ記事に書きますね!いつも読んでくれてありがとうございます!
ところで、今年入社の「新人君」は元気にやってますかあ?


by アッシー映画男 (2008-04-24 02:08) 

ふくずみ

アッシー映画男様、
こんにちは。みなさまのマニアック会話に参画の糸口がつかめず、もどかしさを感じていましたが、記事の前半を、よく拝見しますと、ありましたね!
どなたもスルーしている未開のネタが!ジェスロ・タル、ときましたか!
ロック界の笛吹童子、イアン・アンダーソン御大ですね。

ギターを取り上げられたので、他の楽器に転向しようと、たまたま入った楽器屋で、店員に「フルートとヴァイオンどっちが簡単かな?」と聞いたら、店員に「フルートっしょ」と言われ、以来、笛吹男になったという。
なんて単純なんだ!

(ちなみに、細かい指摘ですいませんが、アッシー様の記事で、ジェスル・タロ、となっていますが、ジェスロ・タル、ですね)

先日、イアン・アンダーソンの画像を偶然みたのですが、ウエザー・リポートの故ジョー・ザヴィヌルが楽器をフルートに転向した写真か!と思いました。
あのキャップが。。。。

by ふくずみ (2008-04-24 09:03) 

アッシー映画男

To ふくずみ様、
もう~~、嬉しいツッコミありがとうございます。
悪魔が来たりて笛を吹く、イアン・アンダーソン、うわーですね(すいません。少しおかしくなりました)。
さらに、ジョー。ザヴィヌルと突っ込まれた日には、ピーター・アースキンもかたなしですな---って、どこまでマニアックなんだよ、ふくずみさん!!

ところで、ジェスロ・タルといえば、イアンさんのフルート無しに語れないわけですが、オフコースの曲にも小田和正さんがフルート吹いている曲、ありませんでしたっけ?
「SONG IS LOVE」に入っていたような気がしますねえ。勘ちがいかな?
by アッシー映画男 (2008-04-25 00:23) 

みその

アッシー映画男様、
アッシー様も、誤字してましたね、ふふふふふ。これに懲りて他人の間違いを鬼の首でもとったかのように指摘しないことですよ、ふふふふふ。

アッシー様のおっしゃっていた札幌のラーメン屋さん、分かりましたよ!
私は通勤で通らないところで、ショッピングするような場所でもないので、全然知りませんでした。美味しいですね。店内も広々として清潔です。
よいお店をありがとうございました!
それにしても、なんでも良く知っていますねえ。つくづく感心(尊敬)します。

映画の記事、楽しみにしていますね。
ご出張が多いようなので、お仕事優先で、ゆっくりブログ更新ください。
by みその (2008-04-25 08:12) 

0.1tonの男

アッシー様。
>小田和正さんがフルート吹いている曲、ありませんでしたっけ?

「SONG IS LOVE」に収録の、「めぐる季節」ではないでしょうか?


当方もラーメンの話になりますが、今日、日帰りで徳島へ行ってきました。
徳島と言えば「徳島ラーメン」ですが、当方まだ一度も食べた事がありません。
徳島駅の左側にあるデパートの6階に、徳島ラーメンのお店がある事は知っていたので、「今日こそ」と思って足を運んでみたのですが・・・。
何故か、今日に限って臨時休業!!

他のお店を新たに探すほどの時間も無く・・・。
徳島ラーメン、残念ながら今日も食べられませんでした。トホホ。
by 0.1tonの男 (2008-04-25 23:20) 

アッシー映画男

To みその様、
札幌のラーメン屋さん、分かりましたね。よかったよかった。
次回は映画ネタの記事書きますね。どうもありがとうです。

by アッシー映画男 (2008-04-27 07:41) 

アッシー映画男

To 0.1tonの男様、
おお、「めぐる季節」にフルート入っていますね。オフコースのアルバム「SONG IS LOVE」「フェアウエイ」「We Are」を購入すべく、吉祥寺のHMVに行ったところ、ありませんでした。
高円寺の新星堂の70年代フォークソング店にいったほうが早かったな。。。吉祥寺では、しかたないので、ホワイトスネイクの新譜、シニード・オコナーのベストなど、軟硬おりまぜ7枚のCDを購入。かえって高くついてしまった。。。。

徳島ラーメン、私は出張で、月に一回は食べています。なかなか美味しいですよ。
0.1tonさん、お店で食べられないのであれば、徳島空港のロータリーをはさんで正面にあるスーパーマーケット(歩いて2分)に行ってみてください。
インスタントラーメン売り場に、地元金チャン印の徳島ラーメンが売っています(空港の売店にはないね)。
カップめんタイプもありますよ。値段もお安く、これはお土産にも最適です。ぜひ!!
---だんだんブログの方向が変わってきましたね!
ちなみに関東ですと、新宿から2駅先の笹塚にある豪快ラーメン、名前を失念しましたが渋谷にも好きな店があります。

by アッシー映画男 (2008-04-27 07:52) 

ふくずみ

おはようございます、アッシー様!
ラーメンのネタ、嫌いじゃないです。今後も札幌のラーメン店、紹介してください。
でも本来は、札幌在住の私が紹介するべきですね。すいません。
福住(札幌の地名)にも美味しい店はあるんですが、さすがに地下鉄に乗ってまで、どなたも食べにきませんよね。

さて、アッシー様の記事を拝見し、反論、ではないのですが、「日本人の偏狭」ということにちょっと引っかかりました。

欧米でもパンク、オルタナの波が押し寄せた80年代、旧来の様式美ロックは根拠なく否定・駆逐されました。
アッシー様はご承知とは思いますが、クラシック音楽では、帝王カラヤンへのいわれなき反発がありました。あるいは、オフコースではありませんが、チャイコフスキーなんて甘ったるい音楽を聴くヤツなんて軟弱だ、という批判→相対的に発生したドイツ音楽偏重もありました。
20年前の古楽器ブーム、その後、振り子は振り戻され、古楽器「否定」ブーム---と枚挙にいとまがありませんが、要するに、ロック、ポップスに限らず、さらに日本や欧米ということではなく、「あらゆる芸術には、多かれ少なかれ、いわれなき批判・否定が生まれる」という面があるのではないでしょうか?
というか「個人の好み」が集まって、多数意見になると、別の力を持ち、「嫌いだから否定する」とことになるのではないでしょうか?卑近な例ですが、芸能人が、ささいな理由で総スカンされるのも、こうした現象に思えます。

このあたりを掘り下げた、アッシー様の記事を拝見できるとうれしいです。
勝手なコメント、すいません。
by ふくずみ (2008-04-27 08:37) 

azm

ふくずみ様、アッシー様
>あらゆる芸術には、多かれ少なかれ、いわれなき批判・否定が生まれる」という面があるのではないでしょうか?
音楽ばかりでなく、絵画でもそうですね。モネ、ルノワール、セザンヌ等に代表される”印象派”も、最初は単なる印象にすぎないとの酷評でした。素朴派といわれるアンリ・ルソーも、最初はナイーヴ(本来の英語の意味は「うぶ」「世間知らず」「お人よし」「無警戒」「ばか正直」)と揶揄されていたものですし。
新しいものをどう観るかは難しいですね。それまでの経験、知識に基づいた判断しか出来ないので、新しいものを観たときに、それを観るための”言葉”がなく、否定的なってしまうのでしょうね。言葉がないことで、拒否や排斥につながるのでは・・・・
小田さんのすごいところはそんな世間の評判は一切気にせず、60年自分の道を歩いているところかと思います。
by azm (2008-04-27 09:30) 

アッシー映画男

ふくずみ様、azm様、
見事なコメントが続きましたね。「排斥」ネタは十分、調査・検討する必要がありそうです。いろいろ出てきそうですね。

ふくずみさんのコメントは、あまりにツボにはまったため、近いうちに、ブログ記事に全文そのまま引用したいのですがよろしいでしょうか?
amz様のコメントは、さらに「既存の権威」の壁という問題も提起していますね。死後に評価される画家が多いのもうなづけます。
ということで、まわりの尺度、過去の権威に雷同せずに、さらに愛情と敬意をもって、音楽をはじめ芸術に接するというのがポイントのようです。
これは送り手側(アーチスト)にも必要かもしれませんが。。
今後の目標は、総スカンで消えた「裕木奈江」を復活させましょう!ということでしょうか?

by アッシー映画男 (2008-04-27 10:29) 

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