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「リディック ギャラクシー・バトル」、この映画に続編!?と観る前からツッコんでしまうワタクシ。 [映画]

いかに豊富な人材を誇るハリウッドといえども、映画のネタ創出には苦労しているようですね。相も変わらず、ヒット作の「続編」が続きます。続編にもいくつかのパターンがあります。「ハリーポッター」「ロード・オブ・ザ・リング」などは最初から連作として企画されているし、「アイアンマン」「スパーダーマン」「Xメン」「バットマン」といったアメコミ由来の作品も、続編を前提として作っているのでしょう。

そういえば、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズは完結したかと思いきや、「ホビット」シリーズでさらに観客から金を巻き上げるんですなあ、商魂たくましい。続編といえば御大シルベスター・スタローンさん、老骨に鞭うって「ロッキー」「ランボー」を熱演したと思ったら、新シリーズ「エクスペンダブルズ」まで立ち上げる活きの良さ。もしやシュワちゃんと共演した近作「大脱出」もシリーズ化かな?まさかそりゃないですよね?

当初は、続編の予定がなかったけど、一作目が意外にヒットしたので続編作るかあ?みたいな、文字通り「二匹目のドジョウ狙い」パターンもありますね。1970年代に「エクソシスト」「ポセイドン・アドベンチャー」の続編が登場したのには驚きました、あの映画に続編っすよ?「エイリアン」「ターミネーター」も脈々と続きました。シチュエーション・サスペンス「SAW」シリーズ、続く理由がわからない「パラノーマル・アクティビティ」・・・ま、いろいろありますね。

一方、いくらなんでもこの映画に続編か!?とツッコミたくなるケースもありますね。ケッサクなのはニコラス・ケイジさん主演「ゴーストライダー」。まさか続編が出来るとは・・・アメリカ人って、あれが好きなんですかね。まあ「キック・アス」の続編が出るくらいだから、さほど驚くことでもないか。ならば日本は負けじと「ゴーストライダー」ならぬ「ゴーストライター」シリーズで勝負してはどうでしょう。企画・脚本・主演は佐村河内 守(さむらごうち まもる)。音楽はもちろん代作者が書きます。ゴーストライターに曲を書かせて荒稼ぎする詐欺師Sが、オートバイにまたがり全身火だるまになって、業界関係者と、にわかクラシック音楽ファンを焼き尽くす・・・ああ、なんという痛快なドラマでしょう。

何を書こうとしていたのか自分でも分からなくなってきました、すいません。

そうそう、本日語りたかったネタは「リディック」なんであります。数年前、鳴りもの入りで公開されたSFアクション巨編です。宣伝文句と映画の出来との巨大落差に、マイナス感動を巻き起こした迷作ですが、その続編(正確には三作目)が、な、なんと、3月8日に公開されるというのです。

タイトルは「リディック ギャラクシー・バトル」。タイトルロールのリディックを演じるのはサンプラザ中野さんでも、刑事コジャックでもなく、前作同様、ヴィン・ディーゼルさん、であります。

リディックGB.jpg

公開前なので、ワタクシまだ作品を観ておりません。観てはおりませんが、ものすごく「危険な予感」がします。グダグダなストーリー、キャラのぼやけた登場人物たち、テンポの悪い語り口・・・前作に良い要素をみつけられなかったので無理もないでしょう。いったい誰が続編を作ろうと思ったのか? 日本ポスターのキャッチコピー「銀河の果てで、暴れようぜ。」をみて危険な予感はますます増大し、予感が確信に変わったのはワタクシだけでしょうか?

リディックGB1.jpgこうゆうのも酷ですが主演ヴィン・ディーゼルさんに難があります。どんなに悪ぶって凶悪犯罪者リディックを演じたところで、結局は「力持ちのやさしいスキンヘッドのおにいさん」なんです。要するにヴィンさんは基本「良い人キャラ」だということ。だから違和感バリバリなんです。リディック役には、もっと狂暴さや狂気が感じられる俳優をキャスティングしてほしいです。

もしも万が一、今から数年後に、リディックの続・続編が作られるならスキンヘッド+低音ヴォイスつながりで、ジョン・マルコヴィッチさんに主役を演じてほしい。老境にさしかかったリディックが逮捕されて囚人輸送艇で運ばれるが巧みに脱出する。そして同じ艇に乗っていたニコラス・ケイジさんと死闘を繰り広げるんですね。地上で右往左往するのがジョン・キューザックさん。したがって、映画タイトルは「リディック・リベンジ、コンエアーで逢いましょう」・・・って、まるパクりしてどうする。

長々書きましたが、いずれにしても、映画は実際に観ないと分からんですからね、ネガティヴな方向に決めつけず、3月、虚心に「リディック ギャラクシー・バトル」を拝見することにしませう。ああ、なんと前向きなオレ。

では、ここからはワタクシが「続編を製作してほしい!」と思う映画を書きます。筆頭はダークなSFホラー(?)「スポーン」であります。前作ラストシーンが、あまりにも「次回へ続く・・・」っぽかったので続編がすぐに出ると思ったら大間違い。一作目公開から10年以上は経っていますが、続編にお目にかかってません。数年前、レオナルド・ディカプリオさんが続編を製作(出演も?)なんつう、東京スポーツなみのガセ情報が流れましたが、それも立ち消えて・・・うーん、フラストレーションがたまるなあ。

Spawn1.jpg

次は、キアヌ・リーブスさんの主演作2本であります。キアヌさんのファンというわけでもないですが、なんとなくこれが思い浮かびました。これまた10年以上前の古い映画で、ビートたけしさん共演「JM」であります。B級テイストぷんぷん、近未来SFにありがちな「ご都合主義」と「強引さ」が心地よく、リアルでもない設定だから、続編は作りやすいのでは?ビートたけしさんはさすがに出演は無理でしょうけどね・・・。

もう1本は、「JM」よりも続編の可能性高いとみます。キアヌさんが魔物ハンターを演じる「コンスタンティン」であります。うまくすれば、キアヌさんのライフワークになっていたのでは?もしかして私が知らないだけで続編あるのでしょうか?もしも、キアヌさんが続編出演を望まず、そこで計画が頓挫しているなら、スピンオフ企画でティルダ・スウィントンさん主演の「堕天使」シリーズはどうですかあ?え?彼女、もう天使じゃないって?それなら、レイチェル・ワイズさんと組ませて、女二人組の魔物ハンターはどうですか?・・・と、勝手な妄想企画が膨らんできたところで、今日はお終いっ!

リディックGB2.jpg

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怪しい探麺隊

こんばんは。
リディック・シリーズ(?)の1本目『ピッチ・ブラック』も2本目の『リディック』も、作風があまりにも違うけれど、嫌いじゃありませんでした。
2本目は風呂敷を広げすぎて収拾がつかなくなった感があって、出演者も豪華だった割にはイマイチだった印象があります。たぶん壮麗な王宮風のセットや軍団の装備品等々に膨大な製作費をかけた割には・・・だったんだろうな...と、シリーズが途切れたので思っっていたら、まさかの復活。今得ている情報で考える限り、1作目の『ピッチ・ブラック』寄りの作品になるのかな...と思っています。
『スポーン』は断片的なことしか覚えていませんが、『コンスタンティン』は確かに続編あってもおかしくなかったし(たぶん私も作られてないと思います)、今後作るなら観てみたいです。
by 怪しい探麺隊 (2014-02-23 22:44) 

アッシー映画男

To 怪しい探麺隊様、nice&コメントありがとうございます。
2作目はまさに「風呂敷を広げすぎた」感じがバリバリですね。予算の使い方を間違ったのかもしれませんね。
1作目の題名がなかなか思い出せませんでした、ありがとうございます。「ジャッジ・トレッド」だっけな?・・・なんて語感を頼りに、あやふやな記憶に埋没しておりました。情けなや、です。
by アッシー映画男 (2014-02-25 23:19) 

アッシー映画男

To makimaki様、niceありがとうございます。
by アッシー映画男 (2014-02-25 23:20) 

アッシー映画男

To ゆきママ様、niceありがとうございます。
by アッシー映画男 (2014-02-25 23:21) 

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