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映画 「アイアンマン」に仰天の北海道の夜。。 [映画]

先週月曜日。北海道の某都市(札幌ではない)の出張業務を終え、夜7時にホテルに戻ったワタクシは、その街唯一のシネコンに出かけたのでありますーーー。

そして見逃してた「アイアンマン」を、レイトショーでを拝見しました!面白かったーーー。

アイアンマン 2008年アメリカ

アイアンマンポスター.jpg出演  ロバート・ダウニー.Jr、 グイネス・パルトロウ、 ジェフ・ブリッジスほか

これ、ずばり、本年の必見作と申せましょう。

まず冒頭に流れる、AC/DCの名曲ロック「バック・イン・ブラック」にビリビリ!(やっぱり、AC/DCはいいね~ってそこで感心かよ!)

勢いそのままに、スリリングで目が離せない展開で爆走する痛快作です。CGの見事さもあって、興奮しっぱなしの2時間です!クライマックスの強敵とのバトルは、良い意味で、アメコミ的お約束どおりでポイント高ですなあ!

ここまで楽しませてくれたら、文句ないです!

観終わったあとの爽快感は、最近の映画では、ダントツでしたね

主人公の兵器製造メーカー社長トニー・スタークは、チョイ不良オヤジ(死語?)のロバート・ダウニー・Jrが演じてます。この、オヤジが、実にかっこいいのだねえ。そのうえ、秘書役のグィネス・パルトロウも相変わらず美しくてGOOD!

ハイテク武器を売りまくるスターク氏は、ある事件をきっかけに正義に目覚め、自らパワード・スーツを設計、製作、装着しロボットばりのヒーロー「アイアンマン」に大変身!!

悪党どもをけちらし、戦車をやっつけ、あげくに最新鋭戦闘機とエア・バトルときた!あのぉ、どんな凄いパワードスーツ着ても、中身は生身の人間でしょ?いくらなんだって、死んじまうよ!なんて突っ込みは野暮ですよん、パワード・スーツを着たら、とにかく無敵なんだってば!!

アイアン1.jpg

アイアン2.jpg

一応、技術屋のはしくれのワタクシとしては、パワードスーツ開発シーンに食いつきました。天才エンジニアのスターク社長、たったひとりで、こっそりパワードスーツを設計・開発する--って、そんなん、できるのかあ!?いえ、出来るんです!

彼の使う三次元CAD(キャド)が凄いのだ!PC画面上ではなく、空中で手を動かすと、パーツがチャッチャと移動し、空間に3D設計図ができあがる!そして、スタークさん「あとは、作っておけよ!」って製造用ロボットマシンに一声かけてパーティ会場へ。命令されたマシンは「御意!」とばかりに、数時間でブツを完成させちゃう---おお、これ、工業設計者の究極の夢ですよねえーー。

パワードスーツ装着したスタークの、飛ぶまでのご苦労シーンもナイス。最初はパワーを加減できず、バランス失って倒れたり、ひっくり返ったり---苦心惨憺の末、初めて大空に飛び出すシーンのスッキリ感は最高っすね!いにしえのヒーロー映画「スーパーマン」でも空飛ぶシーンはハイライトでしたが、「アイアンマン」は、最新CGを駆使しただけあって、「ぶっとび」っぷりは圧巻、スーパーマンの比ではありませんぞ。

ぷよぷよ浮かぶんじゃなく、弾丸のようにガーーーンって加速して、マッハに達する!おおお、このスピード感、たまらないねえ、すんげえーーー。

そう、乗り物に乗らずに飛ぶって、人間の憧れなのよねえ。これぞ、映画ならではの感動ですーーーうう、単純なところで興奮してしまった。

アイアン5.jpgアイアン3.jpg

ロボット・ヒーローものといえば、昨年のメガヒット映画「トランスフォーマー」を思い出しますが、ヒコーキやヘリコプターに「変身」して飛ぶんじゃあ、つまんないもん。やっぱ生身で飛ぶ「アイアンマン」のほうが、ええわあ。

映画内容と関係ないのですが、今回、ビックリした事件は、映画館で観客が「ワタクシ一人だけ」だったこと!

アイアンな列車.JPG「噂のアゲメンに恋をした」に続く、本年2回目の劇場ひとりぽっち状態(よく言えば貸切だけど)。。

おいっ!この街の住人は映画に無関心なのか!?平日レイトショーだからって、一応、話題作なんだしねえ、そりゃないよ。

---と思ったら、理由が判明!!

JR新千歳空港駅で、ホームの特急電車(写真参照)をみて納得です!

なんと、正面から見るとアイアンマンのマスクにそっくりっす!

なるほど、道南エリアでは、金を出してアイアンマンを観る必要がないのだね。なにせ、アイアンマンが電車に変身して走っているのだから。---あれ、それだと、トランスフォーマーかあ?

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ふくずみ

札幌代表、ふくずみです。映画をご覧になったのは、北海道といっても札幌ではなく、新千歳空港から移動となると「恵庭」か「苫小牧」ですね?観客1名で上映するとは地球に優しくないですよね。

この映画、面白かったです。安っぽい展開とCGを予想していたので、ワクワク楽しめました。グイネス・パルトロウは、もうそれなりのご年齢と思いますが笑顔が若々しく可愛くて良かったです。
エンディング・テーマ曲後の「本当の」ラストシーン。インクレディブル・ハルクでも同じような仕込みがありましたから、来年あたりに種明かしがあるんでしょうね。ちょっと楽しみです。
アメコミヒーローもので次の目玉は「ヘル・ボーイ」の続編でしょうか?
by ふくずみ (2008-10-26 13:55) 

Kelly

こんにちは。
アイアンマンは、公開と同時に見て参りました。
ネタバレになると思い、私のブログ記事ではあまり内容には触れませんでしたが、やっぱり不完全燃焼な気分が残ってしまいました。
そこへいくとアッシーさんの記事は実に面白く、映画のよさを出し切っていますね~。

あの戦闘機とカーチェイスならぬ、ジェットチェイス(?)するシーンは、実にこちらまでGを感じますね。

目くらまし戦法(?)で、戦闘機のお腹に張り付いているシーンなど、ところどころに、ロバート・ダウニーJrっぽいお茶目さがうかがえて、かわゆい!です。

それにしても、アイアンマン、特急電車にトランスフォームしていたなんて…(笑)

by Kelly (2008-10-26 16:07) 

亮

自分の技術屋のハシクレです。
今日も3次元CADを使ってきましたよ。
まだ、マウス使ってますけどね。

それにしても、この列車、アイアンマンにそっくりですね。
おもわず、テンションが上がってしまいました。
アイアンマンを観た後に、この列車に乗れば、テンション上がりまくりですね。
アメリカis No1な映画なんだけど、楽しめましたよ。
by (2008-10-28 01:59) 

博多ちわわ

アッシー様、あえて記事に書いてないのだとは思いますが、すごいのは、スタークがはじめて作るモビルスーツ。CADどころか「手作り」でしたものね!
村の鍛冶屋さんか!?こつこつ、とんとんーーーーーさすがにそれでは作れないでしょ!突っ込むとこじゃないけど、やっぱり突っ込みたくなりました。
ジェフ・ブリッジスの「タコ化」は、往年のファンであるワタクシにはショッキング以外のなにものでもありません。本人も立つ瀬なし?
by 博多ちわわ (2008-10-28 07:57) 

博多ちわわ

すいません!コメント書き忘れです。
北海道の特急電車、アイアンマンに「表情」が似ていますね!
口元の雰囲気など、よく似ております。
それよりも、横で写真を撮っているサラリーマンがナイスです。いわゆる鉄ちゃん?まさかこれがアッシー様?

by 博多ちわわ (2008-10-28 08:02) 

アッシー映画男

To ふくずみ様、
さすが北海道の方ですね。映画館はズバリ苫小牧のディノスです。アイアンマンだけでなくどの映画もガラガラでしたが。。

ギレルモ・デル・トロ監督「ヘル・ボーイ」の続編、これは楽しみですねえ。「パンズ・ラビリンス」でガツンとやられましたからね。
あとはアメコミ系ではありませんが、デヴィッド・フィンチャー監督、ブラッド・ピッド主演の「ベンジャミン・バトン」でしょう!
by アッシー映画男 (2008-10-29 11:15) 

アッシー映画男

To kelly様、
コメント、どうもありがとうございます!
Kelly様のアイアンマンのブログ記事も、なかなか鋭いですねえ!
ネタバレさせずに書くのも大変ですよねーー。

ロバート・ダウニー・Jr、いい役者です(私生活ではトラブル続きの「悪童」ですが)。なぜか、俳優としての彼が語られるとき、15年も昔の「チャーリー」の演技が引き合いに出されるのですが、そのあとだってブレイクまでいかないけど、いろいろな映画でいい芝居、しているんですよねえ。
もし未見でしたら、2005年の「グッドナイト&グッドラック」を是非観てください!彼は主演ではなく、脇役なんですが、そのキラッと光る感じが堪らんです。
そして、そろそろ公開の「トロピック・サンダー/史上最低の作戦」での大バカ演技が楽しみですね。

北海道のアイアンマン顔の特急電車ですが、L特急スーパーカムイ、昨年の10月から走っているようです。いやあ、ほんと、似ていますよネエ。
by アッシー映画男 (2008-10-29 11:35) 

アッシー映画男

To 亮様、
コメントありがとうございます!
三次元CAD、ここ数年でどんどん発展しましたよね。本当に便利なものですよね。アイアンマンのように、「自動的に作って」「試験」までやっていただけると、技術屋の残業時間は大幅に減りそうですね?

この映画、乱暴に言えば「ありがち」「お約束」な展開ともいえますが、むしろ、そこが安心感になってました。アメコミヒーローものって、主人公が苦悩しすぎると変に人間ドラマっぽくなって、すっきり楽しめなくなりますよね。その点、この映画はスッカラカンな明るさ(内容は充実)が魅力です。
by アッシー映画男 (2008-10-29 11:41) 

アッシー映画男

To 博多ちわわ様、

ギャーーー、あえて書いていないネタを書いちゃってるぅ。
たしかに、拉致されたスターク社長が、こつこつこんこんとパワードスーツを「手作り」したのには驚きましたよ、それより、心臓部であるリアクター(小型原子炉ですよね)まで手作りしてしまったのには仰天。。。
あーあー、すっかりネタバレになっちゃってますねえ。
こりゃ、Kellyさんもビックリですぞ。

特急電車の写真の左にいるオッサンは、ワタクシではございません。
見ず知らずのサラリーマンでしたが、カメラで電車を撮りまくり。それも正面ではなく、側面側で「接写」・・・・いったい何を撮りたいんだ?
それじゃチカンだよ、って言いたくなりましたね。
by アッシー映画男 (2008-10-29 11:47) 

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