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映画 「トランスフォーマー リベンジ」、うるさいことを言わず、お祭り気分で楽しみましょう! [映画]

不景気な気分などぶっ飛ばすくらいの、実にあっけらかん、実にノーテンキにハリウッド大作している「トランスフォーマー リベンジ」であります。

ここまで確信犯的にぶっ飛んでいれば、瑣末なことはどうでもよく、スッキリサッパリ!!であります。何の問題もございません!!

トランスフォーマー リベンジ 2009年米

監督 マイケル・ベイ 出演 シャイア・ラブーフ、ジョン・タトゥーロほか

トランスフォーマーP.jpgストーリーだの、映画の出来だのを、議論する作品ではありません。驚異的なCG技術と、ど派手なアクション、そして、ご都合主義なハッピーエンドを、思いっきり堪能すれば良いのでございます。

DVDになってから観ても遅い!というより、映画館で、ドルビーサラウンド&大スクリーンでこそ楽しさが倍増するというものです。ぜひ、映画館での観賞をお薦めします。

今更ワタクシが説明する必要もないですが、この映画、地球を舞台にした「良いロボット」VS「悪いロボット」のガチンコ対決・・・というなんとも単純明快な構図です。

一番の見どころは、惜しげもなくCGを使いまくった映像の凄さですね。ロボット君たち、普段は「車」(あるいは航空機)ですが、いざというときには二足歩行の「ロボット」に変身(トランスフォーム)するのですが、この変身シーンは、やっぱり凄いです。

「金つぎこんでるなあ~」って感じで、こうゆう分野では、邦画は絶対にハリウッドに勝てないなあ、と素直に脱帽しちゃいますね。

巨大ロボットたちが、高速道路を、大空を、砂漠を、所狭しとかけめぐるスピード感も見事であり、まさしく、特撮SF映画ならではの醍醐味です。

トランスフォーマー4.jpg

一方、ストーリーは、なんともベタであり「マンガちっく」ですが、これも、前作からのお約束ですので違和感ありません。むしろ、ヘンにシリアス路線に変更しなかった潔さに、好感が持てるくらいです。

で、ワタクシの最注目ポイントをずばり!

それは、主役サムを演じるシャイア・ラブーフ君であります。

前作同様、ロボット戦争に巻き込まれる「ふんだりけったり」な青年を演じている彼氏。役にはまっていて素晴らしいんですねえ。

トランスフォーマー1.jpgトランスフォーマー2.jpg

シャイア君、前作「トランスフォーマー」でブレイクし、そこからは、「インディ・ジョーンズ」でハリソン・フォードと共演、そして、「ディスタービア」を経て「イーグル・アイ」と、ハイ・バジェットな作品に次々に出演して、一躍、ハリウッドの寵児となった注目株です。

しかし、ちょっと気になるのは、彼が演じる役って、どれも雰囲気が似ていること。

「やられ役」というのか「敵から逃げまどう役」ばっかりなんですねえ~。

主導権は握れず、外部の思惑や騒ぎに翻弄されるというパターン。そのためか、せっぱつまった表情や、命からがら逃げ回るパフォーマンスが、すっかり板についた感があります。誠に「やられ上手」な俳優といえましょう。

それはそれで良いですが、彼の俳優としての今後を思うに、ちょっと不安ですねえ~。そろそろ「方向」を変えないとまずいよな・・・・・とはいえ、渋い人間ドラマに出演して「滑る」のも手痛いしなあ。

思い出しすのは「スター・ウォーズ」で若きアナキン(=後のダース・ベイダー)を演じたヘイデン・クリステンセンアナキン役のイメージ払拭に出演した、低予算のヒューマン・ドラマで、思いっきり失敗しました。いかに有望俳優とはいえ、ハリウッドにおいて「作品選び」がいかに重要で、難しいか、まじまじと感じました。マコーレ・カルキン、エドワード・ファーロング、など、有望視されながら、迷走・低迷した若手には枚挙にいとまがありません。

いっそのこと、スティーブン・セガールのように、「どの作品でも区別がつかない」くらい、同じテイスト(仏像顔)に徹底するか?・・・・ありえないか。

とにかく、頑張れ!シャイア君!明るい雰囲気と、「目力」はそれだけで魅力的なのだから、過去の若手俳優たちの「轍」を踏まず、大きく成長してほしいものです。

トランスフォーマー7.jpgトランスフォーマー5.jpg

最後に「トランスフォーマー リベンジ」に、サムの恋人役を演じている女優さんについてひとこと。

プロポーション抜群でセクシーなお方です。でも、あの胸元の空いた服装で、砂漠を転がりまわれば、豊かな胸が、ぽろっとはみ出ても良さそうなもんだろ・・・・と、そこを突っ込んでも(期待しても)しょうがないですね。

なんでもアリのSF映画といえども、さすがに、そこまでのサプライズはありえないよな!ははは。


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コメント 4

ume

私もこの映画見に行きました。凄い迫力でした。

by ume (2009-07-06 13:01) 

アッシー映画男

To ume様、コメントありがとうございましたーーー。
by アッシー映画男 (2009-07-11 11:12) 

Yakoha

こんにちは。(なんとなくご無沙汰しております。)

私もこれ映画館で観て感激しました。「ご都合主義なハッピーエンド」、正にマイケルベイ印満点の作品で。あんな展開になるとは思わなかったんですが、支離滅裂になる前にうまくまとめたのでホッとしました。

最後の数行は私も同感。(笑;)ストーリーの進行に合わせて徐々に開口部の面積が広がって・・・という展開が無くて残念。(爆;)

by Yakoha (2009-08-25 01:00) 

アッシー映画男

To Yakoha様、nice&コメントありがとうございます。
「マイケルベイ印満点」とは見事な表現、恐れ入りました!

もう、映画がどこへ向かって走っていくのか分からないドキドキ感が、MB印(マイケルベイ印)の醍醐味ですよね。
まあ、最近はやりすぎで、ドキドキ感というより「不安」ともいえますが・・・・

胸ポロン、のサプライズは、ハリウッド大作ではなく、「芸能人水泳大会」(ふ、古い・・・)に求めるべきなのでしょうね。。。世知辛い世の中ですね。
by アッシー映画男 (2009-08-27 07:14) 

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