映画 「ゼブラーマン2 ゼブラシティの逆襲」 みどころは、仲里依紗さんのエロっぷりで決まり! [映画]
前作「ゼブラーマン」を観たのは数年前でした。シリアスなヒーロードラマではなく、コメディなのは分かりますが、それにしても、ユルくて絶句しました。ストーリーなど、ほぼ完全に忘れております。
そのゼブラーマンに、まさか、続編登場とは・・・。期待はゼロですが、怖いもの見たさで映画館にいくしかないでせう!
ゼブラーマン2 ゼブラシティの逆襲 2010年日本
監督 三池崇史 出演 哀川翔、仲里依紗、阿部力、ガダルカナル・タカ、田中直樹、ほか
さえない小学校教師 市川(哀川翔)がスーパーヒーロー、ゼブラーマンとなり、紆余曲折の末、エイリアンから地球を救い一件落着・・・までが前作でありました。
続編である本作。世間から消えた市川は、15年後の2025年、記憶喪失となって路上で目を覚まします。市川の目にうつった東京は「ゼブラシティ」と改名されています。犯罪を公然と許容し、弱者抹殺を掲げる狂気のゼブラシティを支配するのは、相原首相(ガダルカナル・タカ)と、娘のゼブラ・クイーン(仲里依紗)。
市川の失った記憶とは何なのか。彼の隠された秘密と、ゼブラ・クイーンとの因縁は?
謎の少女すみれ、避難病院のヒューマンな医師たちをからめながら、映画は予想不可能(というか、訳分からん)に展開していきます。
正義のヒーロー、ゼブラーマンは蘇るのか?本当に倒すべき敵は誰なのか?
と、ヒーロー映画っぽくストーリーを書きましたが、相も変わらず、全編を覆うダル~いテイスト、笑うに笑えないギャグ、子供だましの小ネタっぷりは、今回も健在(?)です。
正直、この、しまりの無さは、好みに全く合いませんでした。
作り手は「確信犯的」にやってるのでしょうから、まあ、目くじらたてなくてもいいんじゃない、と、自分を納得させたいのですが、それにしても・・・・もっとテンポ良くするとか、脚本にメリハリつけるとか、なんとか出来ないもんでしょうかね。
本来、ゼブラーマン(前作)のツボは、ヤクザ風貌の哀川翔さんが、お茶目な3枚目キャラを演じちゃう「ズレ」にあったわけです。ただし、その意外性とて、1作目はいざ知らず、続編ともなると、浮いて見えてしまいました。さらに、残念なのは、芝居の上手い役者が誰もいないことです。脇を固める俳優には、しっかり演技派を選んでほしかった。横浜八千代区のシーンなど、あまりにも学芸会っぽい、お寒い小芝居であり、背中がザワザワしちゃいました。
しだいに解明される謎・・・・その内容たるや、あまりに荒唐無稽。あまりにシュール。映画中盤で、こんなストーリーについていく気は、完全に失せました。
と、むちゃくちゃ書いたようですが、実は、ワタクシはこの映画、気に入ったのであります!
なぜか!?
それは、ゼブラクイーン=仲里依紗(なか りいさ)ちゃんが、めちゃエロいからである。
「時をかける少女」ではセーラー服の似合う、ごく普通の女の子だった彼女。そこまで方向転換するのかよ!と言いたくなるほど、本作では、思いっきりエロい。黒レザー、網タイツを着用しての悩殺ダンシング。フェロモン発散しまくりつつ、安っぽいアイドルテイストが、みごとに、はまっているのであります。
「ヤッターマン」の深田恭子さんと双璧をなす、感動でありましたね。
ということで、本作の見どころは、ずばり、仲里依紗ちゃんである!
そこに注目すれば、他の欠点など相殺され、満足いっぱい、という映画であります。
今回はゼブラ・クイーンの登場で、なんとか様になった「2」ですが、さすがに、さらなる続編、ゼブラーマン3、は無いですしょうねえ~~。
では、最後に「時をかける少女」の、仲里依紗ちゃんをどうぞ。
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