音楽 AVENGED SEVENFOLDの音楽と心意気に惚れた!! [音楽]
マニアックな音楽ネタ、いかせていただきます。すいません。
ロックに興味の薄い方には、以下の記事は、苦痛以外の何者でもありません。その場合は読み流すか、記事を閉じるか、ヨロシクお願いします(読んで欲しくないのかよ!?と自らツッコミ)
AVENGED SEVENFOLD(アヴェンジド・セヴンフォルド)
(アルバムタイトルもAVENGED SEVENFOLD、2007年発売)
数日前から、iPodで激ロック系を聴きまくってますが、改めて良いなあと思ったバンド、それは、AVENGED SEVENFOLDであります。ファンの皆様からすれば何をいまさら?、と突っ込まれそうですが、申し訳ございません--2007年発売時にCDを購入し、当時、数回聴いたものの食いつけず(体調のせいかな?)、CD棚に眠っていました。
今回、iPodにローディングし聴きなおし、実に素晴らしい!と感動した次第であります。おおおおお。。。
AVENGED SEVENFOLDは、99年結成のアメリカの若手ハードロック・バンドです。ちょい頽廃テイストを売りにして登場しましたが、ほどなく独自の境地を開拓し、すでに4枚のアルバムを発表済み。ワタクシが聴きまくっているアルバムは、現時点で最新作で、タイトルはバンド名と同じ「AVENGED SEVENFOLD」。
iPodに、LINKIN PARK、FOO FIGHTERS、BAD RELIGION、メロディアス・メタルと多数をローディングしましたが、その中で、なぜAVENGED SEVENFOLDに心惹かれるか、理由を考えてみました。
昨今のロックバンドって「どこかで聴いたような」懐かし感を前面に押し出し、あまつさえ、自分のルーツ音楽(元ネタ)を、リスペクトと称して堂々と公言しちゃう風潮ありますよね。たとえば、「俺たちはジャーニーが大好きさ。だからジャーニーっぽくなるんだよな。」みたいな。パクリへの言い訳かあ?みたいな?
(余談ですが、「ビートルズ」的な60~70年代テイストを織り込むのも最近のブームですね、否定しないけど、個人的には微妙です。それにしても「TOTO似」「AC/DC似」「レッド・ツェッペリン似」のバンドで多いですよネエ~~。)
そんななか、AVENGED SEVENFOLDのすごさは、いまだ「唯一無二の自分たちの音楽」を目指し、過去・現在のバンドとの差別化で勝負に出ていること!
当然、過去のアーチストの影響は、随所に垣間見えますが、それを消化しきったオリジナリティに溢れているのです。
まずは、その心意気に惚れた!!
そう、この「パイオニア精神」こそがロック魂だろっうて!
その結果、悪く言えば一貫性のない「何でもアリ」「ごった煮」みたいなところがある彼らですが、それも、アルバムを聴くかぎり「幅の広さ」になっているんですなあ。要素としては、デスメタあり、ストレートロックあり、HIPHOPあり、フォークありーーーー。
言葉で音楽を表現するのは不可能ですが、無理やりに、ご紹介すると---
アルバム冒頭で、脳の血管が切れんばかりにデス系声で「ウオオオオオオ~~」と唸りまくり、ザックザックのリフが加わるところなんぞラフなデスメタ風。
この調子で、無茶苦茶なメロディを叫びまくるのか?と思いきや、軽快ながら腹にどしどし響くドラミングと、骨っぽくも流麗なツイン・ギターに乗せて、一気加勢に歌がはじまります。
で、サビは、なんと!キャッと叫びたくなるほどの「美メロディ」が登場だあぁ。デス声どころか、力強いハイトーンヴォーカルで、がっつりと歌いまくる。(曲によっては「産業ロック」?ってなくらいの、しみじみ歌唱までご披露!)
そんな美メロに、クワイヤ風のバック・ヴォーカルを加味されては、思わず体毛が逆立つじゃねえかあ!
シンプル・ロックでは禁じ手ともいえる、ストリングスさえも飛び出し、感動を演出する!やるね!
うるっと感動させたら、テイスト・チェンジし、デス声でガツガツと攻めてくるたあ、面白いぜぇ!!
それにしても、この「分かりやすさ」「とっつき易さ」はどうなのよ?ずばり「曲がいい」の。口づさみたいくらいです。かと言ってジャーマン・メタルみたいな「べたべた泣きメロ」じゃない。(分かってもらえるかなあ?)
強いていえば良質のメロディアス・ハードロック!
サービス精神あふれる彼らの、「楽しく聴かせる」ことへの志向は、バラード・ナンバーでも一聴瞭然。いわゆる「パワー・バラード」ではなく、カントリー風のフォーク・ロックときたぜ!それも、「ありがちな間つなぎ」レベルではなく、曲もパフォーマンスもホントに良いんですわあ!
凡百バンドほど「シリアス」だの「クール」だのとさえずり、独善的に勝手な美学を押しつけてくるものですが、AVENGED SEVENFOLDには、そんな愚かさはありません。バランス感覚も素晴らしいのだ!
てなわけで、結論: AVENGED SEVENFOLDは、素晴らしいバンド!アルバムは捨て曲無し、手抜き無しの傑作である!
もしも、彼らの名を目にしたときは「おっ、これか?」と食いついてくださいませ~。
YouTubeより、AVENGED SEVENFOLDの映像と楽曲です。
afterlife → ここをクリック
Gunslinger →ここをクリック (映像はイラク映画がテーマの米映画「ジャーヘッド」です)
Dear God →ここをクリック (カントリーテイストのバラード曲です)
マニアックなネタで失礼しました~~。
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ジャーマン・メタルみたいな「べたべた泣きメロ」じゃない
うまいこと言いますね!
youtubeで聴いたのですが、いいです!
好きです!!
最近は、ロックからはちょっと遠ざかってますが、学生のころは、大好きだったんですよ。
そのころの、魂に火が・・・!!
「パコと・・・ 」は、観にいきますね!
期待できそうなので、ワクワクしてます。
by 亮 (2008-09-16 06:48)
アベンジド~(以下省略)なんてマニアックな所きましたねぇ。かなり好きですよ。福袋買って欲しい物いっぱい入ってた!みたいなバンドですよね! 例えが悪いかな?
ジャーマン系はお嫌いですか??ドラゴンフォース好きですよ。何これ?ハロウィン?え、ちがうの?同じじゃん!みたいな(笑)
by ねこのドンちゃん (2008-09-16 09:22)
To 亮様、
おおおーーー、ロック好きが増えるのは良いことですよ~。ロック魂を燃え上がらせて下さい、お互い、ガツガツ行きましょう!!
AVENGED SEVENFOLDに食いつければ、LINKIN PARKもいけるし、たぶん、KORN、もいけます!
彼らの共通点は、ゴリゴリの高カロリー・ロックでありながら、「面白ければなんだってやる」という遊び心にあふれていることですね。
ロック大御所たちの、「踏み外さない定番感」に対抗するような、ワクワク感がいいんですよね。
ガツガツリフを柱にしながらも、時折、顔を出すドキッとするような美しいメロディ。。これです、この技がたまらんのですーーー。
と、ここで解説してどうすんだよ?みたいなコメントバックでしたが、ひとつよろしく!(強引にまとめたあ)。
「パコと魔法の絵本」も、ぜひ感想お願いします~~。
by アッシー映画男 (2008-09-17 01:07)
To ねこのドンちゃん様、
いや、もう、ジャーマン系大好きでありますよぉ。
ジャーマン系というのは、スコーピオンズとか、ACCEPTといった「ドイツ出身のバンド」ではなく、やっぱし、ハロウィン、ガンマ・レイを祖とする泣きメロ・へヴィメタル、ということですよね?
これはもう、日本人の琴線をビリビリ刺激するわけで~~この世界は、これでアリ!ですよね。
フェア・ウォーニング、ドリームタイド、エドガイ--でもやっぱり、ブラインド・ガーディアンですよねえ。
ProToolsを駆使した100トラック以上をミックスダウンした、分厚いサウンド(ライブの時にどうすんのよ?と突っ込みたくなるけど)。
彼らのアルバムでは、ヒロイックでダークなストーリー・テリングものが人気らしいですが、ワタクシは絶対にアルバム「オペラ座の夜」を推しますね。。
ジャーマン・メタルのジャンルだけでなく、ロックの名盤であると断言したい!冒頭からのドドンドドン~と地を這うような低音でぐぐーーと盛り上げて、ハイトーンで叫ぶようなリード・ボーカルに、これまたクラシカルな合唱がバックを支える。
途中の「いかにもドイツ」といった勇壮なファイティング・マーチ風のメロディが出るとこなど鳥肌です。
どんなにフォロワーが出てきても、ブラインド・ガーディアンの域には到底達することはできないでしょう。
おお、ドラゴンフォース!これもいいですねえ。ただ、高速スラッシュ系が入っているので、「ベタな」ジャーメタではないなあ、と。
正統スラッシュとも違う微妙な差異は、むしろ「インペリテリ」に近いかも?そういえば、インペリテリもグラハム・ボネットをボーカルに迎えたアルバムがありましたねえ。あれは好きです!
と、勝手に暴走して失礼しましたあーーーー。ふふふのふ。
by アッシー映画男 (2008-09-17 01:26)
アッシー映画男様、おはよーございます。
CRASH KELLYでは話題についていけず残念!でしたがAVENGED SEVENFOLDは大好きなのです。嬉しいです。
彼らのヴァラエティに富んだ楽曲(&アレンジ)はサービス精神にあふれていますね。
金太郎飴みたいに、どこを切っても同じ雰囲気のビックネームたちと一線を画す大胆な戦略ですが、それが災いし、聴く人によっては「掴みどころのない印象」を持つかもしれません。
でも、楽曲が良くて、パフォーマンスに優れていて、楽しければ、理屈ではなくロックとして十分成立するわけですよね。
コールドプレイとか、マルーン5とか、人気バンドの、毒気や覇気が抜けソフィスケートされたロック(もはやポップスか?)も嫌いではありませんが、ロックには、骨にズシンとくる爆発力が欲しいものです。AVENGED SEVENFOLDはまさにその欲求を満たしてくれるバンドです。
ところで、アッシー様の、コメント返信は、まるで、そのままブログ記事ですね?なにも、そこまで書かなくても(笑)。
そう、LINKINもいいですよねえ。KORNは微妙、かな?(また、このネタから話を広げるのでは?)
by ふくずみ (2008-09-17 05:12)
アヴェンジド・セヴンフォルド。ものすごい噛みそうな
グループですね~。っていきなりどうでもいいコメントで
失礼しやした^^;
どこかで聴いたような」懐かし感を前面に押し出した曲、
確かに! 確かに! 確かに多いですね!!!
聴いたことあると思わせてハマらせる戦略なのでしょうけど、
オリジナリティの曲が随分減ってきましたよね。。。。
そこまでロック系は詳しくないんですが、それだけは
分かりますよーーーーーーーーーーー! ^▽^
んで、こちらのバンドはそういった真似っ子とは違うんですな。
こういうバンドが生き残るんですよね~♪ しかし、両腕タトゥー
に思わず見入ってしまったマイマイコでしたwww
こんなコメントばっかな私を誰か叱ってちょ♪w
by まいまいこ (2008-09-17 09:38)
アベンジドセブンフォルドとは以外な所きましたねぇ~ かなり好きですよ!一時期ヘビーローテでハマってましたよ。ただ基本的に飽きるのもはやいもので…
ジャーマン系はお嫌いですか? 最近のならドラゴンフォース好きですよ! 何これ?ハロウィン?ヴォーカルまたかわった?? えっ?ちがうの? 同じじゃん!みたいな(笑)
似てるのもここまでやれば凄いです。ハロウィンにしか聴こえませんから!中途半端なバンド多すぎです
by ねこのドンちゃん (2008-09-19 07:05)
エラーがでてたので似たコメントだしちゃいました。無視してください。ちゃんと送信されててホッとしました。アベンジドセブンフォルドまた聞き出しちゃいましたよぉ
まだオリジナリティは確立はされていないかな?今改めて聴くとまだごった煮状態な気がしますな。更に進化してるはずの次回作に期待。
おっしゃる通り私の中でジャーマン系というとハロウィンやガンマレイを始祖とするあっち系です。今年ジョイントで来日しましたね!ラストにハロウィン、ガンマレイのメンバー全員で「アイ・ウォント・アウト」!ありえないはずのコラボに感動しましたよ。スコーピオンズにアクセプトなつかすぃ。クラウス・マイネのヴォーカル最高!世界一!ヴィジュアルは別で…
by ねこのドンちゃん (2008-09-19 10:10)
To ふくずみ様
あはは、そうは言っても、AVENGED SEVENFOLDよりは、コールドプレイや、マルーン5のほうが全然売れてますからねーー。
まあ、「デス声っぽい」音楽は万人受けしないのも、考えてみれば、当然ですから。
このあたり、悩ましい問題ですよねえ。。。
by アッシー映画男 (2008-09-20 21:02)
To まいまいこ様、
秋田、宮崎と旅をしておりました、返信遅れスイマセン~。
いいことおっしゃいますなーー、そうなんです。最近のロック界は、「似たもの大会」の様相を呈していますね。
一昔前なら、「あのグループ、○○の雰囲気に似ているよね?」と言われると、むきになって反論していたものですが、最近は、似ていると指摘されると、ファンだけでなく、ご本人たちさえ「そうなんです!あのバンド、大好きなんです。うれしいな、うふ」な~んて言っておるわけです。
これってどうなのよ?って気がしますね。
AVENGED SEVENFOLDの皆様は、両腕のタトゥーが「気合い」を表しているのでしょうね。
って、あまりにも入れ過ぎで、きたないよ、そのタトゥー!?
by アッシー映画男 (2008-09-20 21:11)
To ねこのドンちゃん様、
AVENGED SEVENFOLDに関しては、あのごった煮が、ちょうどいいかなあ、という気もしています。ただ、カントリーぽかったり、ラップまがいだったり、という「キワモノ」感は賛否両論ありそうですね!
コメント拝見して、おおそうだ!と思いだしましたね。
ハロウィンとガンマレイが一緒にツアーしてましたね!
もとハロウインだった、カイ・ハンセンの胸中はいかに?と思ったら、けっこうみんな、仲がよさそうです。ビックリですね!
それにしても、カイ・ハンセンのヴォーカルの「お寒い感」ですが、聴くうちに良いと思えそうです。
ジャーメタとなると、さすが、ただでは終わらせない!という気合いが感じられました。うふふのふ。
by アッシー映画男 (2008-09-20 21:18)