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映画 「ヤッターマン」、櫻井&福田のヤッターマンより、深田恭子のドロンジョだろっ! [映画]

ご存じ、ヤッター、ヤッター、ヤッターマン!・・・・多くを語る映画ではございません。ダルビッシュの球速152kmのストレートのごとく、単刀直入に申し上げますと、深田恭子さんだけを観ればよいのである!見どころはそこだけかい!?と聞かれたら、お答えしましょう、「ハイ、そうです」と。

ヤッターマン 2009年日本

監督 三池崇史、 出演 桜井翔、深田恭子、福田沙紀、阿部サダヲ、生瀬勝久、ケンドーコバヤシ、ほか

ヤッターP.jpgストーリーを書こうとしたら、ゲゲッ!どんな話か覚えてない・・・・うっすら記憶では、正義の味方ヤッターマン(櫻井翔、福田沙紀)と、ドロンボー一家(深田恭子、生瀬勝久、ケンドーコバヤシ)が、クリスタルなんとかって「石」のめぐって争奪戦を展開していたなあ。世界に散らばったその石4つを集めると、世界征服のパワーが手に入るそうで・・・・。

まあ、この際、ストーリーはどうでもいいのです(強引?)。

ヤッターマンVSドロンボー一家の、おトボケかつ脱力対決シーンの繰り返しに、苦笑いすれば良いのですよ。

で、冒頭に書いたとおり、見どころは深田恭子さん演じるドロンジョ(ヤッターマンの宿敵)である。

真面目なブログ(?)で、掘り下げづらいテーマだが、なにせ深田恭子さんのコスチュームが良い。黒ラバーのエロ・ボンテージ系に、女王様アイマスクを着用し、ウリウリと演技する彼女。ふっくらしたお身体、白肌が強調され、あまりにキュート、あまりにコケテッシュであり、10歳児なら鼻血ブー(古いな~)、将来は網タイツフェチ必至の強烈色香(フェロモン)を放っているのであります。

毎回、ヤッターマンに勝てる寸前、詰めの甘さで失敗するドロンジョ様。そのたびボスである「泥棒の神様」からキツ~イお灸をすえられる。あられもないやられっぷりに、男性観客ならずとも、ムラッと来る快楽スパイラルだ!

ドロンジョ.jpg

あげく、ドロンジョ様の入浴シーンだ!「水戸黄門」の由美かおる?「時間ですよ」の脱衣所シーン?(どちらも古いな~)といいたくなる強烈サービス・ショットです。

要するに、大人の映画なんですな、これ(また強引?)。

子を持つお父様たちに申し上げたい。子供なんて放っておいて(ダシに使って)、ご自分の楽しみのため、即、映画館に向かうように!

ヤッタードロンボー.jpg

面倒くさいけど(失礼)、一応は、主役ヤッターマンにも言及しておきましょう。

まずは、主演=櫻井翔・・・ぽっちゃりした可愛いお顔ゆえ、奇特な女子は、翔君ぅん~と目を潤ませるかもしれんが、だからどうした?ただの若造じゃないか!チェストーーーー!

次。ヤッターマン2号を演じる福田沙紀。若手女優の注目株らしいが、どうなのよ、この優等生的そっけなさは?脚線も見せないパンツルックは、原作どおりとはいえ、恭子ドロンジョの100分の一にも満たないお色気レスだ。こんな2号に誰がした、こいつもチェストーーーー!

桜井翔.jpg福田沙紀.jpg

興奮のためか、混乱してきたワタクシですが、製作者の名誉のために申し上げます。

この映画、意外にも良いのです。脱力シーンも、アクションシーンも丁寧に作り込まれている。設定がゆるいからといって、演出までゆるいと最悪なんですよ。さすが日本一ハイペースで映画量産する三池監督、その点を良く分かっていらっしゃる!職人っぷりを遺憾なく発揮した過不足なしのできばえです。CGも確信犯的バカバカしさでナイス!好感持てますね~。

ヤッター阿部.jpg忘れてはならない功労者は阿部サダヲさん!どんな作品でも独特の空気をつくる、存在感抜群の役者さんですが、今回もいい味を出していますよ~~。

特に、ラストのギャグ(へのツッコミ)は、子供ではなく、大人の受けを狙ったな!?

終映後、賢いお子様なら、お父さんに尋ねるでしょう。「お父さん、さっきの〇〇ってどうゆう意味?」。さあ、お父さん、なんと答える?たぶん、阿部サダヲのセリフと同じですね、苦笑いしながら「子供には分からなくて良いんだよ」、

これぞ、大人の映画の真骨頂だ!ヤッター!チェストォーーーー!


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博多ちわわ

ウオッチメンのシリアスな記事の次に、ヤッターマンとは、同じヒーローもの(?)といってもテイスト違うにもおほどがありますねえ(笑)。
櫻井翔が哲学発言・・・していませんでしたね?

アッシー様の記事で、すっかり映画観た気になりましたので、映画館には行きませんが(失礼)、深田恭子さんのドロンジョっぷりには心を動かされます。
10歳児は「鼻血ブー」とは!この「鼻血ブー」という表現に嬉しくなりました。懐かしい。

by 博多ちわわ (2009-03-28 14:22) 

アッシー映画男

To 博多ちわわ様、コメントありがとうございます。
コメディ系アニメ原作でも、こうゆう実写が出来るとは日本映画も一皮むけたなあ、とつくづく思いますね。
いい大人が、こんな映画、、、などと思わずに劇場へぜひ!(無理強い?)
by アッシー映画男 (2009-03-30 04:16) 

おもしろそう

面白そうですね。
まだ、見てないのですが、これは、いっておかないと!
ドロンジョ様、お仕置き、うーん、大人ですよね。
大人のコメディ、待ってました

by おもしろそう (2009-03-30 08:20) 

Kelly

ヤッターマンのアニメ自体あまり見たことがなく(ちらりとくらいしか・・・)、ヤッターマン達とドロンジョ一味とドタバタ戦う内容なのだろう・・・くらいしかわからず、実写版を観たとて、そのマニアックさについていけないのではないかと思っております。

ただ、桜井君がヤッターマン(マンガ)によく似ていることにだけは感心しておりましたが・・・。(笑)

見どころはドロンジョ様だったとは…。(笑)
by Kelly (2009-03-30 18:57) 

Yakoha

こんにちは。私もこの作品気になっています。
深田恭子さん限定で。
でも、評判がいいので、本当に観たいんですよー。
最近なかなか劇場(出張)に行く機会がないなぁ・・・。

by Yakoha (2009-04-02 22:31) 

アッシー映画男

To 亮様、コメントありがとうございます~。出張続きでコメントバックが遅くなり失礼しました~。
ヤッターマンの問題は、観客の年齢層が低い・・・というより「お子様たち」だということでしょう。
映画に飽きてきた小僧どもがグダグダして、ごねたりする様子が、なかなか切ないです。年齢によるけど、子供に1時間、映画館でじっとしてろ、というのも無理な話ですね。
それにしても、最近は、親が叱らないですねえ。
私の親なら、公共の設備で騒いだりしたら、即、顔面チョップしてきたものです(それがいいのかどうか分からないけど)。

by アッシー映画男 (2009-04-05 08:13) 

アッシー映画男

To Kelly様、ワタクシのツボを刺激する(?)コメントありがとうございます。
オリジナルのアニメのほうがワタクシもほとんど食いついておりませんが、「事前のお約束」が全くいらない単純明快、猿でもわかる、という内容の映画がこれであります。
そこが「ガンダム」や「甲殻機動隊」だのといったマニアック(失礼)な物件と違った良さですね。
さらに、かつての有名詩人のお言葉にあった「深田恭子の前に、深田恭子はない。深田恭子の後に道はできる」と語ったとおり、ポイントがハッキリしているだけに乗りやすい、といえましょう!
by アッシー映画男 (2009-04-05 08:19) 

アッシー映画男

To Yakoha様、コメントありがとうです!
Yakoha様なら、お子様を隠れ蓑(?)にして劇場に行ける、絶好の状況ですよ(って、そそのかしてどうする)。
ここ数週間、トップを走る「ヤッターマン」・・・・いったい誰が観ているのか?桜井翔好きのOL、というわけでもなさそうだし(いないとは言わないが)。ハッキリ言って、リピーターが生まれるほどの映画でもないし。

ワタクシが観たのは土曜の昼だったので、観客は圧倒的にパパ&子供、の組み合わせが多かったです。が、レイトショーは、どうなっているのか?ちょっと知りたいです・・・って、知りたくないか。
by アッシー映画男 (2009-04-05 08:25) 

cs

深キョン・ドロンジョさまは見事でしたね。
作品を観るまでは、正直大丈夫なのか?って思ってました。
彼女のこれまでのイメージで考えにくかったです。
それにしても、阿部サダヲさんですね。
by cs (2009-05-04 12:48) 

アッシー映画男

To CS様、nice&コメントありがとうございます。
いやあ、「ヤッターマン」、主演の櫻井君もビックリの大ヒットのようですね。
大ヒットへの貢献度を偏見たっぷりに分析しますと、深キョンのドロンジョ様が80%、阿部サダヲさんが18%、主演ふたり(櫻井、福田)が2%、って感じでしょうか。
「ゲゲゲの鬼太郎」のウエンツほどではありませんが、ま、主役ヤッターマンは誰でもいいってことでしょうか。
深キョンがいる限り、間違いなくいけますね、続編も!!
by アッシー映画男 (2009-05-04 22:07) 

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